釣り具というのは特殊な金属だったり、長さだったりして、処分に困るものが多いのではないでしょうか。しかし、意外と普通ゴミで捨てられたり、壊れていても高く売れたりする場合があります。
そんな釣り具の捨て方について4通りの方法をご紹介します。
ちなみに、ロッドが折れた場合は、直す方法があります!一度これに該当しないか確認してから処分しましょう!
その1)普通ゴミで出す
普通ゴミでの出し方
釣り具は多くは可燃性です。釣り竿(ロッド)も、金属製でなく、細かく折る(切る)ことができれば、普通ゴミで出せます。お金もかからず手軽でよいですよね。
捨てるもの | 分別の例 |
---|---|
ルアーのボディ | プラゴミ |
ルアーのフック | 金属小物 |
釣り竿 (カーボンなら) | 燃えないゴミ (ゴミ袋に入る大きさに切る) |
リール | 金属小物 (糸はプラゴミ) |
ルアーのフック、釣り針は不燃性のゴミです。ケースに入れて針が刺さらないようにするなどし、燃えないゴミで出す場合がほとんど。
「針注意」の注意書きを張っておくとゴミ収集の作業員としては助かるそうですよ。
自治体(市町村)によって異なる
上記の方法で捨てる場合がほとんどですが、自治体によっては分別がいらなかったり、逆にもっと厳しかったりと、捨て方が異なりますので、詳しくは住んでいる市町村のWEBサイトなどを確認したうえで捨てるようにしましょう。
ちなみに電話は面倒ですが、結構つながりますし、私は3市に電話したことがありますが、そのたびに大変丁寧に教えてくれました。
その2)粗大ごみで出す
粗大ごみでの出し方
釣り竿など長いもので裁断ができない、金属でできている、と言った場合は粗大ごみで出すことになります。出し方は市町村によって異なりますのでご自身の市町村の方法に従ってください。
大体は、下記のような流れがほとんどです。
- Webや電話で収集物と収集日、収集場所を確認
- コンビニで粗大ごみシールを購入
- シールを捨てる釣り具に張り付ける
- 収集日に収集場所にそれを置く
このほか、粗大ごみセンターのような形で施設が整備されている場合、そこに直接持っていって捨てることができます(料金は捨てるものの重さ)。引き取り等と違って自分の時間で行くことができるため、そういう設備がないかどうか、自分の市町村に確認してみましょう。
粗大ごみで出すメリットとデメリット
粗大ごみは、市町村の人に聞けば大変細かく処分方法を教えてくれますので、処分方法がわかりやすいです。場合によっては普通ゴミで出せることも教えてくれます。
しかし、やり取りが非常に煩雑であることと、処分費用が掛かってしまうことが最大のデメリット。しかし市町村の人の言うとおりにすれば意外とすんなりとできてしまいますので、大掃除や引っ越しの日など節目のときに思い切って捨ててみてはどうでしょうか。
その3)メルカリなどフリマ・オークションサイトで売る
捨てる以外の選択肢として「売る」というのがあります。この中で、意外と使えるのがメルカリなどのフリマ・オークションサイト(アプリ)です。
ルアーなどの小物であれば送料最小のパックで送ることができますし、リサイクルショップと違って仲介者がいないため、高く売ることが可能です。最も注目すべきは損傷が激しくても意外と需要がある場合があることです。
折れたロッドも売れる(ことがある)
例えば私の場合、ある日、2ピースロッドのバッド側(手で持つ方)が折れてしまいました。
普通釣り竿というのはティップ側を折る人のほうが多いので、そういうのを求めている人がいるのではとティップ側を出品したところ、なんと折れたバッド側も欲しいというリクエストがありました。
思わぬラッキーで、高く売れました。変わった人もいるもんだ…
このように、絶対売れなさそう…と思っても売れる場合がありますのであきらめずに出品してみるのもありです。
豆知識:ロッドの梱包のポイント
ルアーなどの小物は簡単に送れますが、困るのがロッドの送り方ですよね。梱包に困る上に、壊れやすいので気を遣います。
実は、釣具屋でロッドケースをタダでもらえます。余っている奴を譲ってくれるんです。それにロッドを緩衝材とともに入れれば簡単に発送することができるようになります。
上州屋やキャスティングなど、大手の釣具屋であればほぼ必ずロッドケースは余っていますので聞いてみてください。
その4)リサイクルショップで売る
リサイクルショップの特徴
フリマやオークションだと、梱包から発送まですべて自分で行わなければなず手間がかかります。さらに、ロッドなど長いものだと送料が2000円前後し、ほぼ儲けがない…という場合があります。
自分でやるのが面倒、送料がもったいない、そんな方はリサイクルショップの活用をおすすめします。
リサイクルショップはいろいろな買取方法があり、自身に合ったやり方を選択できます。買取までの多くの工程は無料でやってくれます。発送や管理などの手間もいりません。その代わり、買い取り額はメルカリなどで売るよりは安くなりがちなこともあります。
買取をしてくれる釣具屋
有名なのは、タックルベリーです。店舗持ち込みはもちろん、出張買取や宅配便による買取も行っています。ほぼ全国にあり、気軽に売ることができます。
キャスティングなどの新品釣り具を取り扱う店も買取をしてくれています。
その他に、一般的なリサイクルショップやアウトドア専門のリサイクルショップ(トレジャーファクトリーなど)も買取がありますが専門ではないところは安く買い取られるリスクがありますのでご注意ください。
釣り具の買取専門店「WAVE(ウェイブ)」
タックルベリーやキャスティングは新品釣り具などが置いてあり、他のお客さんもいる中で「買取なんですけど」って言うの、ちょっと勇気いりません?
私だけ?
そんな方におすすめなのは、釣り具の買取専門店WAVE(ウェイブ)です。
ここなら、買取専門なので、他のお客さんが気になって…と言ったことはありません。堂々と買い取りのお願いをすることができ、シャイな私にもぴったりです(笑)
店舗は全国に8店舗あり、関東より西の都市部に関してはほぼフォローされています。店舗は以下より確認してみてください。
ウェイブは、
- 店舗持ち込みによる買い取り
- 出張買い取り(店員さんが家に来てくれる)
- 宅配による買い取り(自分でウェイブに釣り具を送る)
という3つの方法で買い取りをしています。
店舗が近い方は直接赴かれてもよいですし、車がない方、大量にある方などは出張買取を選択してもよいでしょう。
出張にかかる手数料は無料、そして、宅配にかかる送料及び宅配キットも無料(ウェイブが負担)です。値段がつかない場合は無料で引き取ってくれるため、売れるか自信のない場合でも気軽に申し込めます。
さらに、買い取る釣り具が3点以上ある場合、買い取り額がUPします。
ただし、出張買取の場合は、出張可能エリア に限りがありますので、事前の確認が必要です。それでも、出張可能エリアであればWEBからも簡単に申し込むことができるため、これまでご紹介した方法の中では一番おすすめできる方法です。
※ただし、当日~2日以内に出張を希望の方は直接電話でお問い合わせください。
まとめ
釣り具は廃棄と売却の二通りの方法があります。そして、意外と普通に捨てられ、そして意外と普通に売ることができます。
ご自身のやりやすいやり方に沿って処分方法をご検討ください。ただ、間違っても不法なやり方だけはなさらないようよろしくお願いいたします。