『シーバス釣れない』人に試してほしい5つのこと/デイゲーム編【2021年2月】

60cmのシーバス

「シーバスが釣れない…」人は、大体、「自分のやり方が合っているのかどうかわからない」という悩みも抱えています。

私も当初1年近く釣ったことがなく、他の人のブログや動画で30cm以上の大きな魚が釣れているのを見ると、自分だけ取り残されたような気がしていました。

よく言われていたのはポイントチョイス。でも良いところは大体取られているし判断も難しい。「潮周りが大事」だけど、大潮の下げなどよい時間帯でも釣れない、となると、もうどうしたらいいわからない。

こんな広いところのどこを探せば…

だから、ここでお伝えするのは、本記事を読んだ方が、よく言われるポイントや気候、水質などがどうかといった何かを判断する基準をお伝えするのではなく、「その場で何をしたか、しなかったか」を確認してもらうことです。

もちろん状況判断を無視し続けていれば上手になるのは難しいです。しかし、「釣れた」という経験がなければその状況判断のための経験がないためこれまた上手くなれません。

そう、だからまずは「釣れた」という経験が必要なのです。

今回はそんな、シーバスが釣れたことのない方に確認してほしい5つのことを取り上げます。

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試して(確認して)ほしい5つのこと

ここでは、シーバスが釣れない場合に試してほしい5つのポイントをあげさせていただきます。

ポイントチョイスや潮周りが適切かとか、複雑で難しいことは言いません。単純明快ににすることを心がけています。

①ルアーのリトリーブ速度

どのくらいの速度でルアーを巻けばよいのか、初心者の方は意外とわからないものです。

適切なリトリーブ速度は次の通りです。

●バイブレーションやワームなどのアピール系

バイブレーション、鉄板バイブなど「アピール力」重視のルアーを使っている場合、リトリーブは速めです。速めと言ってもリールのハンドルを2~3回転する程度。

意外と高速回転していることがあります。食わないこともないですが、シーバスは意外と捕食が下手な魚なので、心を落ち着けて2~3回転になっていることを確認しましょう。

●ミノー・シンキングペンシルなどのプラグ系

プラグを使う場合は基本的には1回転、もしくはナチュラルドリフトと言って、アップクロス(上流方面)にルアーを投げ、水の速度と同じ速度でルアーを流す(糸フケを回収するだけ)のが基本技術です。

遅すぎるとルアーがブルブル言わないから「本当にこれでいいのか」と不安になるのですが、そういう不安があるときほどルアーは理想的な動きをしていますので安心してください。

②ルアーはVJを使う・最悪ワーム

デイゲームにおいて、釣れないならまずはVJを試しましょう!

VJはコアマンから出しているジグヘッド+ワームです。

あまりにも有名。私のファーストフィッシュもVJでした。これはTwitterや釣り場で仲良くなったベテランのおじさんも認めているところで、「VJで釣れちゃうと自分の腕で釣ったとは言えない気がするから使いたくない」と逆に言われるほど。

でも結局、使っちゃうんだよね。釣れるから」というオチはシーバス釣りを1年以上経験していれば誰もが持つ感想です。

ルアーというとプラスチックでリアルな魚の形をしたアレを想像しますが、プラグは玄人向きで、1匹も釣ったことのない人にはおすすめできないと思っています。

VJは16,22,28と重さで違いがありますが、オカッパリなら16、沖堤防など広いところでは28を使用するのがおすすめ。

メーカー自身も「スズキのエサ」と悪ノリ

ただ、人気すぎて最近は在庫がありませんので、その場合はせめてワームにしましょう。同じメーカーのコアマンから出ているアルカリダートヘッドというジグヘッドと、VJにもついているアルカリシャッドというワームがおすすめです。

③ルアーの着水後カウントをしよう

ルアー釣りで最も大事なのはタナ(レンジ、魚が泳いでいる層)と言います。20~30cmタナが違うだけでエサであっても食ってこないという場合があります。

したがって、先ほどのVJであっても、着水後すぐに巻く⇒次は5秒数えてみる⇒次は更に5秒とカウントをとってからルアーを巻き始めるネチネチとした姿勢はとても大事です。

画像はイメージです。

別に3秒でも7秒でもなんでもよいです。釣れないと飽きて適当に投げてしまいますが、これが一番いけません。

集中力をもって「ネチネチ」やることは本当に大事です。

カウントを取って、ヒットがなくても、例えば8秒でコン、とか何かしら反応があったら5秒~10秒の層を攻める…というやり方ができます。すべての層で2回くらい投げて反応がなければ場所移動です。

デイはボトムから始める、というセオリーはありますが、初心者はボトムを取るのは結構難しいです。もちろん、取れるように意識はしてほしい(ボトムにルアーが付くと糸が緩み、竿に伝わっていた緊張が解かれるのがわかる)ですが、わかるようになるまではデイゲームでも表層から探っていく方がよいのではと思います。

④川より海に行こう!できれば沖堤防に行こう!

要は「ポイントチョイス」というやつです。シーバスのいるポイントを狙っていますか?ということ。しかし、ストラクチャーや流れのヨレといった最初聞いても意味の分からないポイントを狙えとは言いません。

そんなことではなく、私が言いたいのは、まずは川より海、そして海より沖堤防をチョイスしましょう、ということ。

川、特に多摩川などの都市河川はシーバスのストック数が少ないうえに、スレていて、おまけに競争率も高いため難しいのです。

海だって難しいですが、広いためにまだ人間の怖さを知らない回遊魚も多くいるため、確率は高まります。

そして、できれば沖堤防に挑戦してみてください。入れ食いというわけにもいきませんが、やはり船釣り以外で最も確率が高いのは沖堤防です。横浜の旧赤灯台や川崎新堤などは足場もしっかりしていて初心者向けでおすすめです。

⑤シーズンを選ぼう!

これはもはや1年単位の大きな視点で見ないといけないのですが、冬や春先にばかり行っている人はまずは夏の終わりから秋口に集中的にトライしてみてください。

冬や春、そして盛夏であっても釣れるしメソッドはあるのだけれど、初心者には難しいです。一方、気温が下がり活動しやすくなる夏の終わりや産卵を控えてたくさん食べなきゃいけない、そしてベイトの多い秋口の釣れやすさは異常です。

逆に冬や春先に釣れなくてもそれは普通です。Twitterで釣果を見る?あれはもう頭がおかしい人たちなんです(尊敬を込めて)。もちろん挑戦することはよいことですが、釣れないからと決して心折れないでください。あなたの本気は夏の終わりから出せばよいのです。

【番外編】できれば回遊情報をみよう!

秋!秋!と言っておきながら申し訳ないのですが、私が最初に釣ったシーバスは7月の若洲海浜公園でした。

しかもこの時は(例のVJで)1投1ヒットと言ってもいいくらいの入れ食い状態だったのです。

実は1か月前にリリースされたWeb記事曰く「今年はイワシの当たり年。夏場、雨が降って水質が改善されたらイワシが大量に接岸。それを追ってシーバスが接岸して大爆釣、ということも考えられる

とのことでした。実はこの日の朝まで数日雨が降っていて涼しかったのです。そしてそれまで根魚中心だったのが、10日を境にカタクチイワシが釣れだしてきていたことがわかりました。

この日はたまたまでしたが、このベイトの接岸状況を事前に知っていたらどうでしょう。Twitterには釣り上げたベイトの情報をツイートしてくれる人がたくさんいます。ぜひそうした情報は仕入れるようにしておきたいところです。

ただ、週末だけのサラリーマンアングラーの場合、思い通り釣行日がベイトの接岸タイミングと重なることは少ないため、できれば、というレベルでよいと思います。

【番外編】通いこもう!

当たり前ですが週1通う人より週2で通う人のほうが釣れる可能性は高まります。通うほど腕も上がります

もちろんお仕事や生活環境の問題から制限はあります。

したがって、あなたが月1~月数回ペースでしか通えていないサラリーマンアングラーなら、釣れなくても極端に落ち込むことはありません。一番お伝えしたいのはこれです。あなたの腕の問題ではないのですから、落ち込まず、ベイトの接岸と回遊シーバスに当たることを願いましょう。

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要は「運」を極限まで高め、「正解」を作る

シーバスルアーはシーバスの良そうなエリアに、シーバスが食いそうなルアーを投げ込む釣り方です。

しかし、ここまであげさせていただいたのは、リトリーブ速度など初心者やりがちの凡ミスを防ぎつつ、釣れる確率の最も高い「ルアー」、「レンジ探り」、「場所」、「シーズン」を選び、「シーバス(特に回遊個体)」に「たまたま」ルアーを食ってもらう確率を高める方法です。

「狙って釣る」ルアー釣りの醍醐味とは少し違うかもしれません。

しかし、私はこう思います。100回釣れないより1回釣ることで経験値は100倍上がる、と。

冒頭で申し上げた通り、釣れたことのない人は「自分の方法があっているのか不安」を持っています。でも、1匹でも釣れたということは、少なくともその方法は間違いではなかった、ということです。

何が正解かわからない状態から一つ正解がある状態というのはでかいです。まさに釣り全体からしたら「小さな一歩かもしれないが、あなたにとっては大きな一歩」です。

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「考える姿勢」は絶対忘れずに

ただし、どうしたら釣れるのか? 仮説を立て実行するという「考える姿勢」は絶対忘れないようにしましょう。

レンジを覚えておくのは当然として、その時の水の色、水温、風、そしてベイトは何だったのか?など、極力その時の状況を覚えておき、「なぜ釣れたのか」を考える姿勢をもちましょう。

「たまたま投げたら釣れちゃった。ラッキー♪」と釣れたことだけに満足するのなら、エサ釣りのほうが向いています。

まずは本記事でご紹介した方法を試しつつ、釣れるようになったら、ぜひ今度は「狙って釣る方法」にシフトしていきましょう。

皆様の検討をお祈りしています!