シーバスの「釣れるルアーの選び方」の基本【2021年7月版】

シーバスルアーは膨大な量があり、迷います。しかし、中身を見ずに適当に選んだルアーでは釣れません。その日だけならともかく、これからルアー釣りを趣味にしていくには、釣れるルアーを選ぶことよりも「釣れるルアーの選び方」を身につけなければなりません。

でも基本的な考えも知らずに、ただただ買ったルアーを釣り場で試してみるのではお財布にも厳しいし、気の遠くなる作業を必要とします。そこで、「釣れるルアーの選び方」を理解しましょう!釣れるルアーを選ぶのは難しいですが、選び方の「軸」そのものは、意外と簡単なのです。

今回はそんな選び方の基本がわかるよう徹底的に解説します!

これを読めば、釣具屋のルアーコーナーが

「ワクワクする場所」に変わるはずです!

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とりあえず「買う」はダメ!

これからシーバスルアーを始めよう!という人は、釣れるといわれるルアーを検索して一通り揃えようとしませんか? しかし、それは最もやってはいけないこと。もっと言えばお金の無駄です。

エサは垂らしておけばたまたま釣れる…ということが比較的起こりやすいですが、ルアーは偽のエサであるため、そうはいかないのが難しいところ。こちらから積極的にこう使おう…こう騙していこう、としなけば釣れる確率は極めて低いです。

そうなるためには、使用する場面でどんなルアーをどう使えばよいのかという知識をもとに適切ななルアーを選べることが大事。でもそれってつまりは、「釣れるルアー」を探すことではなくて、「釣れるルアー選び」を身につけることが大事であるということです。

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まず買うべきルアー

とは言いつつ、まず買うべきルアーの種類があります。それがワームとメタルバイブレーションです。

ですが、ここで脊髄反射でこれから言うワームやメタルバイブを買ってはダメです。これが釣れる、と言われたら、買う前に「どうして釣れるのか」「どのシチュエーションで釣れるのか」を必ず確認しましょう。これが、釣れるルアー選びができるようになる第1歩です。

ワームがなぜ釣れるのか

ワームはゴムやシリコンでできた疑似餌をジグヘッドというフック付きのオモリに刺したものです。

スリートラップ

なぜ釣れるのか、答えは簡単で、プラスチックでできたハードルアーと比べ、動きがリアルだからです。もともとはブラックバスを中心に使用されてきたワームですが、最近ではシーバスでも「釣れる」マストアイテムとして知られています。

中でもVJ-16はだれもが「釣れる」と認めるルアーです。最初に揃えるべきルアーとしておすすめできます。

メタルバイブをなぜ選ぶのか

続けてメタルバイブレーションです。金属でできていることと、バイブレーションの名の通り、水中で引いてくると激しくブルブル引いてくるためにこの名称がつきました。

メタルバイブは激しく振動するため、遠くのシーバスも引き寄せる力を持っています。デイゲームであれば最初に1投するためのルアーとして選ぶことが多いため、「選ぶべきルアー」なのです。

ただ、ナイトゲームをメインに考えている人は活用の場が少ないかもしれません。それはケースバイケースでご判断ください。

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シーバスルアーの選び方の基本

それではワームとメタルバイブ以外のルアーを、どう選ぶのかご紹介します。

ルアーは「目的」をしっかりさせてから買う

ルアーは「どの場面で何のために、どんなふうに使うのか」という、使う目的をしっかりさせてから買いましょう。

そのためには、ルアーケースの裏側などに書かれている説明書きをよく読むことが近道。そのルアーの名前を入れて検索にかけてもいいです。

>>>例えば「シャロ―アサシン」の使い方はこちら

では、どうすればその「目的」を理解できるようになるのか、それは「パターン」を理解することにあります。

まずは「パターン」で選ぶ

「パターン」というのは、シーバスがメインに捕食しているベイトフィッシュのパターンのことです。

イワシやコノシロなど、季節や場所によってベイトフィッシュの種類は変わってきます。シーバスは、あらゆるエサを探して食べているのではなく、その日ごとにある特定のベイトフィッシュしか食べなくなる傾向にあります。

隅田川で釣れたシーバス
これはハクパターン

そのため、イワシならイワシに似たルアー、コノシロならコノシロ、ボラならボラ…と、そのパターンに合わせたルアーを選ぶことがまず最初にやるべきことです。

色やレンジもパターンの影響が一番大きい

ルアーは種類だけでなく、色や沈み方(レンジ)も使い分ける必要があります。これは、水の色や天候、場所等によっても影響を受けますが、最も考慮すべきはパターンです。

例えば、イワシは黒や青で表層メイン、コノシロはメッキ系で表層メイン、ボラはチャートで中層…等々それぞれのベイトにマッチする色があります。もし、天候的にピンク系がいいのでは?というときでも、イワシが回っているなら黒が優先されることがあるくらいです。

まずはパターンにあったルアーをチョイスし、そこからその日の状況に合わせて微妙に調整していく」という考え方です。

ベイトフィッシュの調べ方

大事なのはベイトを知ること。でも意外とベイトって、どうやって知るのか、教えてくれる人って少ないんですよね。そこで、ベイトフィッシュの調べ方について以下の通りまとめました。

ベイトフィッシュの調べ方
  • SNSなどの情報を見る
  • サビキなどで釣れている魚を見る
  • 水面を観察する

若洲海浜公園や東扇島西公園などは、その釣り場に所属する釣具屋さんがその日の釣果をつぶやいてくれています。前日などに確認し、持っていくルアーを決めていくとよいでしょう。

行こうとしている釣り場にそういうツイートがない場合、近くの釣り場のツイートを参考にできます。例えば「ふれーゆ」であれば、表の大黒海釣り施設などのツイート・釣果報告が参考になります。

あとは当日、サビキなどで釣れている人の釣果を確認したり、水面を観察したりと言ったことが考えられます。これ、すぐ見分けるためには普段から小型の魚の色・形、泳ぎ方などをよく見て、覚えておくことが必要です。

ルアーだけでなくてサビキやちょい投げなど、エサ釣りをやることはベイトの形や名前を覚えられるため実は釣果アップの秘訣であったりします。

パターンごとのルアーチョイス

パターンごとにどのようなルアーを選ぶべきかについては、下記記事に詳しく書きましたので、よければご覧ください。

カラーチョイス

カラーチョイスはルアーの種類と同じで大変重要なファクターです。でもこれまで述べた通り、ベイトに合わせたカラーチョイスを第一に考えましょう。それでも、クリア、ブラック、ブルー、チャートなどはベイトパターンに寄らず、これら無難な色は1つは持っていてよいかもしれません。

また、ベイトパターンによらず、夏の東京湾ではテッパンのカラーが存在します。それがグリーンです。グリーンの威力についてはこちらもご覧ください。

混乱してきた!という方はとりあえずここまでのことをもとにルアーを選んでみるとよいです!

まだ余裕がある方は以降もご参考に!

レンジチョイス

レンジというのは、シーバスが泳いでいる水深のことを指します。レンジが20cm違うだけで、パターンドはまりのルアーでも食ってこないことがあります。したがって、パターンごとにルアーを用意することと同じくらい、それぞれのレンジに合ったルアーを選ぶことが重要です。

それぞれのレンジに対応したルアーの種類は以下のようになっています。

レンジルアー種類潜航深度(目安)
水面直下トップウォーター0(空気中)~15cm
表層フローティング30cm~80cm
中層シンキング1m前後
低層・ボトムワーム
バイブレーション
2m~

これらはあくまで一般的な「目安」です。シンキングなのにあまり潜らないといったものもありますので、必ず買う前にルアーの入っている箱の裏だったり、メーカーのWebサイトなどで深度などを確認しましょう。

例えばイワシが回っているときは水面直下から表層を狙うといいですが、群れが大量にいるときはあえて「群れから外れたイワシ」をイメージさせて、中層系のルアーを選ぶときもあります。パターンに合わせたルアーは当然ですが、それぞれのレンジをカバーできるルアーを用意しておくのが理想です。

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基本を押さえつつ、柔軟な姿勢も重要

ルアー選びの基本は、ワームをメタルバイブ以外では、シーバスのパターンに合わせ、それからカラーやレンジを考慮したものを選んでいく、ということです。

しかし、相手は自然。天候や前日との気温差、プレッシャー、水質、その年や季節特有の現象等で大きく変化することがあります。まずは基本通りのルアーを投げたうえで、反応がないようであれば気候等その日の状況に合わせてルアーを変えていくと思わぬ釣果が上がることがあります。

若洲のシーバス

矛盾するようですが、冒頭のサムネイルの通り、「適当に買ったらだめだけど、考え込み過ぎるのもダメ」です。自分の中で軸となる理屈は持ちつつ、実際に釣り場で投げてトライ&エラーをするのが釣果を上げる最も効果的なやり方です。

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「釣れるルアー」に惑わされないで

ネット検索や釣具屋のポップなど、「このルアーは釣れる!」と案内がありますが、釣れないルアーを作る人はいないのでそれは当然です。要は、みんな釣れるルアーなのだけど「釣れるシチュエーションが異なる」ということです。

冬場では絶対に釣れないようなビッグベイト(20cm近い巨大なルアー)が、秋のボラパターンで大ハマりすることもあります。

要は「釣れる」の一言にまとわされず「なぜ釣れるのか」「どこで、どんなシチュエーションで釣れるのか」しっかりと見極めて選ぶことが重要なのです。

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