シーバスの「釣れるルアーの選び方」【2022年1月版】

シーバスルアー釣りは、ただ投げるだけでは釣れない、といいます。とはいえ、どのような基準で選べばよいのかわからずに困っている人も多いのでは?

これは、答えのない問いです。ので、今後もちょくちょく更新していきます。

しかし、基本は大体同じだろう、ということで、初心者の方が最初に考えるべき「選び方の基準」をご紹介します。

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状況を読むことがルアー選びの第1歩

どのようなルアーも状況によって釣れるときと釣れないときがあります。

例えば釣れると超有名なVJ-16でも、ボウズだった…という場面はたくさんあります。逆に20㎝以上する巨大なルアーである「ビッグベイト」。大きいがゆえに疑似餌だと見切られやすいルアーですが、これが時期によっては小型ルアーよりも釣れることがあります。

ついつい「釣れるルアー」を探してしまいがちですが、いかなるときも「釣れる」ルアーは存在しません。しかし、逆に状況を読み、それにルアーを合わせればたくさん釣れるわけです。

そのため、「どのような状況か」「その状況にどのようなルアーを合わせるか」を考えることが、その日釣れる「正解」ルアーを割り出す第1歩です。

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よく使われるシーバスルアーの種類を覚えておく

とはいいつつ、もし読んでいる方がルアーの種類もまだ覚えていない…という方であれば、それがわからないと話になりませんので、是非いくつかは覚えておいてください。

ルアーには数多くの種類があるため、最初からすべてを覚えるのは困難です(し、その必要はありません)。しかし、よく使われる「定番ルアー」はあるため、それは押さえておいて損はありません。勉強のように暗記する必要はないです。一応下記詳細が書いてありますが、読まずとも、この記事自体を読む中で何となく何が一番使われているのかを感じ取れればよいです。

よく使われるルアーの種類
  • ミノー
  • シンキングペンシル
  • バイブレーション
  • ワーム

これらの中にも「浮くか沈むか」とか素材によって何種類かあります。その種類と何となくの特徴と合わせて把握しておくことが、よいルアー選びができるようになる第1歩です。

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状況の読み方・ルアーの選び方

「ルアーの選び方」は簡単ですが、実行するのは難しいです。多くの釣りウマは、自動的に複数の状況を読み取ってルアー選びをしていますが、最初からそれを要求するのは酷というもの。

なので、まず最初は「これ!これが一番大事!」という4つのポイントからお伝えできればと思います。

ポイント1 デイかナイトか

状況を読む…一番大事なのは太陽が昇っているかどうかですね。これによって全く違う釣りになりますので、まずこれは意識しておきましょう。

デイゲームはルアーを目立たせて、シーバスをルアーに寄せる、というイメージで釣ることが多いです。なので、遠くに飛ぶ、アピール力が強い、速く巻いても浮き上がらない、この3つのルアー種がデイでよく使うルアーです。そのため、重いメタルバイブレーション、ワームなどが候補に挙がります。

ナイトゲームは逆に暗くて見えないので、シーバスがいそうなところにアタリをつけて、そこにルアーを流す…ルアーをシーバスに寄せて釣ることが多いです。そのため、激しい動きだとシーバスがついてこれないので、ゆっくりの動きでも沈まず、ゆっくりでもナチュラルに見えてくれるルアーを使います。具体的にはミノーやシンペンなど。

ただ、ワームは万能で夜も普通に使えますし、ボトムを攻めたいときなどにはバイブレーションも活躍しますので候補から除外はしないでください。

ポイント2 「パターン」を把握する

「パターン」というのは、シーバスがメインに捕食しているエサ(ベイトフィッシュ)が何なのかということです。

イワシやコノシロなど、季節や場所によってベイトフィッシュの種類は変わってきます。シーバスは、あらゆるエサを探して食べているのではなく、その日ごとにある特定のベイトフィッシュしか食べなくなる傾向にあります。

隅田川で釣れたシーバス
これはハクパターン

そのため、イワシならイワシに似たルアー、コノシロならコノシロ、ボラならボラ…とベイトフィッシュに似ているルアーを選ぶのがポイント。これを「マッチザベイト」と言います。

濁っているときはチャート色とか、東京湾奧は小型のルアーとか、いろいろ言われます。それらは確かに間違いではないのですが、例えば東京湾奥でもコノシロが回っていたら小型ルアーでは食ってきません。このように、優先的に考えなければいけないのはマッチザベイトのルアーになっているかです。

イワシなら黒や青系で、大きさは10cmくらい。あ、磯や外洋などで大きなイワシを捕食しているときは当然ルアーもそのサイズに近づけます。イナッコであれば太めのシルエットのルアー。色はマットチャートなどがよいでしょう。

マットチャートってどう見てもイナッコと同じ色じゃないですよね。そう、お気づきかもしれませんが、マッチザベイトは、人間から見て「マッチ」しているのではなくて、シーバスから見て「マッチ」していることが重要です。

鮎もイナッコも人から見たら同じ色ですが、前者はパール系、後者はチャート系への反応が良いです。パターンはベイトごとに無数に存在しますので、一気に覚えるのではなく、自分が行くフィールドのパターンから数個覚えて徐々に引き出しを増やしていきましょう。

ベイトフィッシュの調べ方

で、大事なのはベイトを知ること。でも意外とベイトって、どうやって知るのか、教えてくれる人って少ないんですよね。そこで、ベイトフィッシュの調べ方について以下の通りまとめました。

ベイトフィッシュの調べ方
  • SNSなどの情報を見る
  • サビキなどで釣れている魚を見る
  • 水面を観察する

若洲海浜公園や東扇島西公園などは、その釣り場に所属する釣具屋さんがその日の釣果をつぶやいてくれています。前日などに確認し、持っていくルアーを決めていくとよいでしょう。

行こうとしている釣り場にそういうツイートがない場合、近くの釣り場のツイートを参考にできます。

あとは当日、サビキなどで釣れている人の釣果を確認したり、水面を観察したりと言ったことが考えられます。これ、すぐ見分けるためには普段から小型の魚の色・形、泳ぎ方などをよく見て、覚えておくことが必要です。

ポイント3 カラーチョイス

カラーチョイスはルアーの種類と同じで大変重要なファクターです。でもこれまで述べた通り、ベイトに合わせたカラーチョイスを第一に考えましょう。それでも、クリア、ブラック、ブルー、チャートなどはベイトパターンに寄らず、これら無難な色は1つは持っていてよいかもしれません。

また、ベイトパターンによらず、夏の東京湾ではテッパンのカラーが存在します。それがグリーンです。グリーンの威力についてはこちらもご覧ください。

ポイント4 レンジチョイス

レンジというのは、シーバスが泳いでいる水深のことを指します。レンジが20cm違うだけで、パターンドはまりのルアーでも食ってこないことがあります。したがって、パターンごとにルアーを用意することと同じくらい、それぞれのレンジに合ったルアーを選ぶことが重要です。

ミノーの場合は対応レンジが書いてありますので、必ず買う前にルアーの入っている箱の裏だったり、メーカーのWebサイトなどで深度などを確認しましょう。

メタルバイブやワームなどはルアーの着水後にカウントを取ることでレンジを調整します。

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基本を押さえつつ、柔軟な姿勢も重要

ルアー選びの基本は、ワームをメタルバイブ以外では、シーバスのパターンに合わせ、それからカラーやレンジを考慮したものを選んでいく、ということです。

しかし、相手は自然。天候や前日との気温差、プレッシャー、水質、その年や季節特有の現象等で大きく変化することがあります。まずは基本通りのルアーを投げたうえで、反応がないようであれば気候等その日の状況に合わせてルアーを変えていくと思わぬ釣果が上がることがあります。

若洲のシーバス

矛盾するようですが、冒頭のサムネイルの通り、「適当に買ったらだめだけど、考え込み過ぎるのもダメ」です。自分の中で軸となる理屈は持ちつつ、実際に釣り場で投げてトライ&エラーをするのが釣果を上げる最も効果的なやり方です。

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「釣れるルアー」に惑わされないで

ネット検索や釣具屋のポップなど、「このルアーは釣れる!」と案内がありますが、釣れないルアーを作る人はいないのでそれは当然です。要は、みんな釣れるルアーなのだけど「釣れるシチュエーションが異なる」ということです。

冬場では絶対に釣れないようなビッグベイト(20cm近い巨大なルアー)が、秋のボラパターンで大ハマりすることもあります。

要は「釣れる」の一言にまとわされず「なぜ釣れるのか」「どこで、どんなシチュエーションで釣れるのか」しっかりと見極めて選ぶことが重要なのです。