「釣れる」シーバスルアーの選び方の基本【2021年4月版】

シーバスのルアー選び。大量に置いてあるし、何を選んでよいかわからず適当に買っていませんか? わからないから、適当に「おすすめ」「釣れる」というルアーを買ってしまいがち。

でもちゃんと考え抜かれたルアー選びでないと釣れません。そしてちゃんと活用できないうちに「釣れない」となって釣りを止めてしまう。 

そんな悲しいことにならないために、本記事では、そもそもどうやってルアーを選べばよいのか解説します。

複雑でこだわりの強い部分なだけに、多くの説がありますが、本記事では「たったこれだけ!」という超単純な要素だけ考えればいいようにしてみました!

もちろんそれだけでは将来的には不十分です。でも、いろいろな御託を並べられる前に、まずは最初の1匹を釣って楽しくなりたいですよね。

初めての方が大まかでも適切なルアー選びができるようにしています。是非ご一読ください。

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ルアー選びで困ること

種類が多すぎる

ルアー選びで困るのは、種類が多すぎること。

バイブ、鉄板バイブ、ミノー、ペンシル、ワーム…種類も豊富なうえに、メーカー、フロートのタイプ、カラーなど考えれば一つとして同じルアーはないでしょう。

この中から自分や状況にあったルアーを選び取るのは困難です。そこで本記事では、何かしらのルアー選びの「基準」をお伝えすることでこれを解消します。

ルアー論が多すぎる

ルアーには夜はチャート色、昼間はナチュラル色といった定説がありますが、昼間にチャートをつかったり、夜にナチュラルをつかったりすることは往々にしてあります。

このように、ルアーの選び方は人によって言っていることがまちまち。いわゆる「ルアー論」が多すぎて、どうしたらよいかわからないですよね。

これは、ルアー選びのための大きな前提が抜けていると起こることです。そこで、その「前提」を本記事ではお伝えします。

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正しい「ルアーの選び方」

ルアーはベイト、場所、水質、天候、季節、他の釣り人の状況など、様々な状況を把握し、最適なものをチョイスする必要があります。最初はちんぷんかんぷんですね。

そこで、もっとも影響しやすい3要素をご紹介します。初心者の方はまずこの3つだけ意識しているとよいと思います。

意識すべきルアーチョイスの3要素
  • ベイトフィッシュに合ったルアー
  • 各レンジ(泳層)を探れるルアー
  • ベイトと水質に合わせた2~3パターンのカラー

例えば、気温が高い日にチョイスするとよいルアー VS ベイトフィッシュに合ったルアーだったら、ベイトフィッシュにあったルアーにする方が釣れる確率が高まります。一つずつ見ていきましょう。 

ベイトフィッシュに合ったルアー

ベイトフィッシュとは、シーバスの捕食対象になっている魚のことです。

シーバスは食えるものなら何でも食いますが、あるベイトフィッシュを食べているときには、他の種類のベイトフィッシュにはあまり見向きをしません。そのため、ベイトフィッシュを見極め、それに合わせたルアー(マッチザベイト)にすることが必要です。

あえてベイトに合わせないやり方もありますが、最初はマッチザベイトを最も意識すべきです。

そこで、「どんなルアーにするか」の前に、自分が行く釣り場のベイトフィッシュを把握しましょう。

ベイトは釣り場や季節によって大きく影響を受けます。例えば次の表の具合に、です。

季節ごとのベイト一覧

表は東京湾における定番のベイトを載せました。ただ、行く釣り場やその年によってパターンは様々です。冬にイワシが回ることも、夏にバチがでることもあります。あくまでも考え方の基本として覚えておきましょう。

実際には釣りに行く1週間くらい前からSNSなどを使ってその釣り場や近くの釣り場でどんな魚が釣れているかを調べるとよいでしょう。

各レンジを探れるルアー

シーバスは日によって泳いでいる層(レンジ)が決まっています。ボトムに張り付いている時もあれば、表層を意識している時もあります。一説によれば、20㎝レンジがずれるだけで、同じルアーでも食いつかなくなることがあるそうです。

ネチネチカウントを取って探ります。

そこで各レンジを探れるルアーを用意しましょう。例えばシンキングばかり、フローティングばかりではダメです。バイブレーション系なら全層を攻略できますが、ミノーなどでも、中層戦略、表層戦略、ボトム戦略と、3パターンくらい用意しておくと安心です。

ベイトと水質に合わせた2~3パターンのカラー

最後に、以上2点を踏まえたうえでカラーバリエーションを揃えておけば完璧です。

カラーの考え方は、『濁っている、ナイトゲームなど暗いときは派手な色』それ以外は地味な色、くらいに考えておくとよいと思います。

ただ、特段おすすめしたい点として、東京湾は春先から夏の終わりくらいの赤潮が出て真っ赤にどちゃ濁りの時があります。この時オススメなのはグリーン系。特にコアマンのイワシゴールドと言った深緑の色は爆釣必須のドアタリルアーです。

これ以外に、例えばイワシパターンなら黒、イナッコパターンならチャート…と、ベイトによって食ってくるカラーに違いがありますが、初めのことは水質優先で考えたほうがよいでしょう。

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シーバスルアーの選び方

自分の行く釣り場やパターンがハッキリしたら、いよいよ本格的にどんなルアーを選べばよいのかに入っていきます。

どんなときにも持っておいた方が良いルアー

ここまでで、よく考えてルアーを買う重要性を説いてきましたが、いきなりその正反対のことを言います。実は、どんなパターン、場所でも必ず持って行った方が良いルアーが存在ます。それがワームです。

ワームはシリコンでできているため、リアルさがあり、多くのパターンや状況に対応できます。「今日はワームで釣りづらい」とか「ハードルアーでは釣れない」という日はありますが、「ワームでは釣れない」という日はほぼないと考えていいです。

具体的なワームの使い方については下記記事をご覧ください。

安価でそろえやすいことに加え、ジグヘッドのサイズを変えることで容易にタナを変えることができるため、初心者は必ず持っていった方がよいでしょう。パターン攻略の予備・保険として常に携帯しておくとボウズ逃れにもなります。

「パターン名 ルアー」「商品名 使い方」などと検索

ワーム以外のルアーを買う場合は、まず自分が行こうとしている場所、パターンの名前とルアーで検索をかけるのが良いです。例えば「豊洲ぐるり公園 秋 パターン」などと検索し、パターンを調べます。その後そのパターンに最も有効なルアーを探すというわけです。

また、もし気になるルアーがある場合、その使い方について検索してから購入しましょう。例えば「サイレントアサシン 使い方」などです。この時表示された「使い方」が、自分の行こうとしている釣り場に当てはまりそうだったら購入してもよいかもしれません。そうでもない場合は控えましょう。

ルアー選びのイロハ
  • まずはワームを用意する
  • 「自分がしたい釣り(パターン)」に向いているルアーを探す
  • 気になるルアーは買う前に「どう使うか」を徹底的に調べてから
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番外編:ベイトフィッシュの探し方

バチパターンは最もわかりやすい

2月3月ごろから始まる、シーバスがイソメなどを荒食いする「バチパターン」。2~3月の大潮の日と、時期が明確に決まっているのと、バチが出ているときはシーバスは他のベイトフィッシュなどにほとんど興味を示さないため、非常に狙いやすいのが特徴。

それに比べて、魚、つまりベイト系のパターンは難しいです。まず、回遊状況に依存するため日によって全くパターンが違うのと、コノシロとイワシなど複数のパターンが一日で成立する日などもあるためです。

それに加え、バチパターンは下記リンクのような基本的に「フローティングのシルエットの細いルアーをゆらゆらさせておく」と使用ルアーもやり方も明確なのですが、ベイトパターンの場合はそれにとどまらない。これが初心者を難しくさせている原因です。

逆に言えばバチパターンは初心者にも攻めやすいため、季節的には厳しくはありますが「狙って釣る」という意味では挑戦し甲斐があります。特に上記のノガレはバチバターンに大変有効なルアーです。港湾部などに行かれる方は是非挑戦してみてください。

パターンの探し方

バチパターン以外でパターンがわからない場合、次のことを試してみましょう。

①前日にTwitterや近くの釣り場の回遊情報を参照する

まずは釣りの前日などに検索をかけます。ダイレクトにその釣り場の情報が載っていなくても近くの釣り場の回遊情報も参照しましょう。例えば、若洲海浜公園や東扇島西公園などは、ほぼ公式に釣具屋さんが毎日釣果情報をツイートしてくれていますので、これを活用しない手はないです。

②他のエサ釣り師たちが何を釣っているのかを観察する

前日イワシが回っていたなら、翌日も回っている可能性はかなり高いですが、自然のことなので本当のところは行ってみないとわかりません。釣り場に到着したら周囲の人が釣っている魚等に注目し、特にメバルなどの根魚ではなく、アジやサバなどの回遊系の魚はなにか確認しましょう。

迷惑にならない範囲で、周囲の方に聞いてみるのも手です。

③海面を確認する

最終的には海面を確認しましょう。泳いでいる魚で判断をします。この場合、デイゲームであれば偏光グラスを着用することで、水中の様子が良く見えるようになります。普通のサングラスではなく、拡散する光を除いてくれる効果のある「偏光グラス」です。偏光性能のないグラスでは眩しくなくなるだけで水中の様子が見えるようになることはありません。

加えて、ベイトフィッシュの知識も必要です。泳いでいるのがボラなのか、はたまたイワシなのか…これまで意識してきたことのない人はわからないでしょう。これらは、経験しているうちに色、形、泳ぎ方などで大体の特徴がわかるようになりますが、魚の図鑑などで勉強している人もいるそうです。

ベイトを探す際はなるべく海面を乗り出して覗くことをしないようにしましょう。シーバスは感覚鋭敏で警戒心の強い魚です。陸から人間の姿を認めただけで食い渋ります。大きな音を出したり、夜などは不用意に海面をライトで照らすなどすることは釣れるチャンスをドブに捨てているようなものです。

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ルアー選びもシーバス釣りの楽しみの一つ!

通常、「選ぶべきルアー」を指南するサイトは、デイゲームはリアルなミノーで、ナイトゲームはチャート系を使用し…というより具体的な記載のものが多いですが、当記事ではあえて具体的なことは書かず、オススメルアーも載せませんでした(弾みでノガレは紹介しちゃってますが…)。

だって、「オススメ」は場所や日によって全然違うんだもの!

「湾奥は小ぶりなルアーで」と言われますが大きなミノーがはまるときがあります。また、「バイブレーションなどはスレたシーバスには効かないから多摩川ではシンペンなどがいい」と言われますが私は多摩川にて、最もスレやすい鉄板バイブで掛けたことがあります。

結局、「何のルアーを選ぶか」ではなく「どのようにルアーを選ぶか」が重要なのです。こうしないと基本的には釣れないし、釣れたとしても「たまたま投げたルアーがその日アタりで、よく釣れた」というだけで、再現性がなく、次につながりません

「次行く日に合うルアーはどれだろう?」と釣り屋で1時間も2時間も考える時間もシーバスルアー釣りのだいご味の一つ。ぜひ上記の視点も踏まえたうえで、シーバスルアー選び、ひいてはシーバス釣りをお楽しみください。

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