シーバスロッド「最初の1本」の選び方!エギングやジギングもできる

シーバス釣りに興味があるけど、シーバスロッドだけ買っちゃってほかの釣りができなくなるのは嫌。

そう考えている方。ご安心ください。シーバスロッドはソルト(海系)の釣りでは汎用性の高いロッドで、これ一本でシーバスだけでなく、エギング(イカ)やジギング(青物)も狙えますし、サビキやちょい投げなどのエサ釣りもできます。

でも、シーバスロッドは安くても1万円前後しますから失敗したくないですよね。

釣り竿は複雑な専門用語だらけで選ぶの難しそう。

そんな方でも大丈夫です。シーバスロッドは、3つの要素をおさえればOK本ページでは、初めて釣り竿を選ぶ方にもわかりやすいように注目すべき要点を絞って、どんなロッドにすればよいかお伝えします。

自らのやりたい釣り、やる場所に合わせた最適なロッドを選べるようになりますよ!

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シーバスロッドの概要・メリット

シーバスロッドは汎用性の高いロッド

シーバスロッドは海のルアー釣りの中で硬さや長さなどが最も中間に位置するロッドです。イカを釣る「エギング」、イナダなど青物を釣る「ジギング」、そのほかロックフィッシュやタチウオなど様々な魚種がこのロッドで狙えます

ルアーのなかで、シーバスロッドで狙えないのは60gなど超重いオモリを付ける場合と、逆に1gほどのルアーで行うアジングやメバリングくらい。

更に、エサ釣りでも汎用性が高いのがシーバスロッド。例えばイソメなどを付けてのちょい投げや、サビキ釣りにも使えます。エサ釣りでシーバスロッドが使えないのは大遠投が必要な場合やウキフカセ釣りくらい。

まさに、超オールラウンドなロッドがシーバスロッド。なんとなくシーバスにしようかな・・・ちょっと試してみたいな・・・と思っている方に最適です。

シーバスロッドでできること一覧

釣り名称可否備考
シーバスルアー
エギング
ジギング大遠投の釣りは不可
ちょい投げ
サビキ釣り磯竿のほうが釣果は◎
投げ釣りオモリ負荷によっては○
ウキフカセ釣り×5m以上の磯竿が必要
タチウオ
ロックフィッシュメバリングレベルは△

選べば底なしだが、どの竿でも釣れる

ルアー釣りは、場合によってロッドの素材や長さを変える繊細な釣りです。こだわれば何本も買い足したくなるもの。しかしこれは、極めた人が「そこまでこだわったほうが楽しい」というだけ。

違う竿にしたからといってまったく釣れなくなるわけではないです。例えば少し釣りづらいですが、100MHの遠投系大型狙いの竿を買っても小型のシーバスは十分狙えます。

慣れの要素も大きいため、そこまで神経質にならなくてもよいと思います。まずはご自身の予算に照らし合わせた中で自分のよく行きそうな釣り場などに合わせてロッド選びをしましょう。

ベイトロッドか、スピニングロッドか

シーバスロッドにはベイトロッドとスピニングロッドがあります。ベイトとスピニングというのはリールの名称のこと。取り付けるリールのタイプによってロッドも変わってくるというわけです。

ベイトロッド(リール)
スピニングロッド(リール)

ベイトロッドはロッドの上部に取り付け、ガイドも上側についています。手返しが良く、大きな魚とのファイトに有利なリールなのですが、きちんと使わないとバックラッシュという糸がらみ必須の少し難しいタイプのリールになります。「最初の一本」ということであればスピニングロッドをおすすめします。

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失敗しない!シーバスロッド選びの3要素

シーバスロッドはいろいろ複雑に思えますが、注目すべきはたったの3要素です。誤解を恐れず言えばこれの組み合わせでしかありません。すなわち、①軽さ②硬さ③長さ。これらはベイトでもスピニングでも同じ。それぞれの特徴を見ていきましょう!

①軽さ

長時間ロッドを振るため疲労が蓄積しないよう、ロッドの軽さはとても大事。軽いロッドはルアーアクションのしやすさにもつながります。むしろロッドの絶対的尺度として軽さがあるというほど。軽ければ軽いほど良い! 

ただ長さがあったり頑丈さがあるのに軽い竿…となるとそれなりのお値段がします。例えば2万円を超えると段違い。ですので、ご自身の予算に合わせた軽さのチョイスとなります。これは実際には数字よりも持ってみることをおすすめします。

②硬さ

竿が硬いとルアーを遠くに飛ばせます。ルアーが遠くに飛べばそれだけシーバスの目に触れる機会が増えて有利です。ただ、硬ければ硬いほど、ルアーの操作性は落ちます。また、シーバスは大変バレやすい魚です。シーバスが暴れても竿が衝撃を吸収するため、「バラシ」を無くすには柔らかい竿を使う方が良いです。

初心者のうちは、飛距離よりもキャストの正確さ、ルアーコントロールなどが大事です。なぜなら、慣れていないうちに操作性の悪いロッドを使うとラインブレイクやバックラッシュにつながるからです。これらが頻発すれば釣りにならず、上達しません。そのため、まずは柔らかめのロッドにしましょう。

硬さはの見方ですが、つけられている名称を見てもわかります。釣り竿のサイトを見るとこんな表記があります。

数字の横のアルファベットに注目してください。Mはミディアム、Lはライトの意味です。硬さは下記のように表せられます。

表記ULLMLMMHHXH
読み方ウルトラライトライトミディアムライトミディアムミディアムヘヴィヘヴィエクストラヘヴィ
青文字がシーバスロッドによくある硬さ

シーバス釣りでよく使われるのはL~せいぜいMHくらいまでだと思います。初心者であればML(ミディアムライト)前後のロッドがちょうどよいです。

③長さ

ロッドは、長いほど遠投性能に優れ磯やサーフなど釣り場の選択肢も広がります。しかし、同時に長すぎる竿は狭い港湾部などでは取り回しが悪い上に、初心者の場合は扱いづらいです。一方で短いほどルアーの操作性能に優れています。「②硬さ」の項目でお伝えした通り、初めは遠投性能よりルアーの操作性を優先すべきです。短めのロッドをまずはチョイスしましょう。

ロッドの長さも名称でわかります。

ロッドの長さはft(フィート)で表します。1ft≒30.5cmです。わかりづらいですよね。mで表せよと。上記の図の場合、100と表記がありますが、それを1/10して10ft(3m5cm)です*1

初心者は大体8.6ftを勧められます。ただ、男性であれば9.0ftでも問題なく使えます。9.6や10ftになるとちょっと長いなあ…という印象です。8.6~9.0ftを目安に選ぶとよいでしょう。

ここまでの3要素が釣りにどう影響するのか以下の表で簡単にまとめました。

硬さ長さ
キャストのしやすさルアーによる長い
ルアーの操作性柔らかい短い
バラしにくさ柔らかい短い(扱いやすいから)
取り回し短い
釣れるフィールドの種類硬いスタイルによる
※軽さ…軽ければ軽いほど良い
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シーバスロッドのメーカー・ブランド

メーカーものであれば、こだわる必要はない

シーバスルアーはルアー釣りで最もメジャーなので、いろいろなメーカーがいろいろなブランドを乱発しています。しかし、上記3要素を気にしておけば、メーカー・ブランドはそこまで気にする必要はありません。シマノ、ダイワの二大メーカーはもちろん、Gクラフトやヤマガブランクスなど、名の通ったメーカーなら、どこも満足できる品質が担保されているでしょう。気に入ったメーカーでよいと思います。

個人的にオススメなのはダイワです。理由はダイワなら釣り初心者でも聞いたことがあるメーカーであり、なによりもデザインがカッコいいからです。ロゴはもちろん、ブラックとゴールドを基調とした落ち着いている大人びたデザインは持っているだけでテンションが上がります。

ダイワのロゴ 出典:ダイワWebサイト

真面目な話、釣りは用具スポーツなので、「用具をどれだけ気に入っているか」もとても大事な要素です。

その意味ではブランドやメーカーへのこだわりってとても大事だと思います。

ただし、安竿は控える

例えば3000円台などの安竿はおすすめしません。なぜなら、安竿は表記以上に柔かかったり、もろかったりするからです。以前私が買った3500円のシーバスロッドは、とても重く、MLなのにそれ以上にぐにゃぐにゃでした。標準的な使い方でしたが、ガイドがすぐに取れてしまいました。

仕掛けやエサが重要なエサ釣りと違って、シーバスはルアーの繊細な動きが命。そのためにはロッドの性能が釣果に直結します。「安かろう悪かろう」ではずっと釣れず、つらい思いをすることもあります。予算の範囲ではありますがなるべくならよいロッドを選びたいですね。

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ロッド選びの注意点

実店舗で「持って」「触って」選ぼう

インターネットで何でも買える時代ですが、ロッドだけは実店舗で実際に触って買うことをお勧めします。なぜなら、ロッドは数値や記号より、持った時の感覚やしっくり感(造語)が大事になるからです。釣具屋に行って店員さんに聞けば、触らせてくれます。しなり具合などが知りたい場合は声かけをすれば天井などに着けてしなり具合を見せてくれたり、弾力を確かめさせたりさせてくれます。

ネットは送料のせいで割高になる

メルカリなどをやっていると実感できますが、ロッドは細長いため、送料が普通1500円ほどかかります。そのため、送料無料が適用されない場合が多く、実店舗より高くなる傾向があります。店員のアドバイスももらえないため、やはり店舗に行ってアドバイスを受けながら買うことをおすすめします。

上手な釣具店の選び方

釣具屋は上州屋、キャスティング、ポイントなど、大きなチェーン店がたくさんあります。この中で地方の巨大なお店など、品ぞろえの良さそうな場所に行きましょう。都会の店舗だと狭くて意外と置いていない場合があります。

個人的に店員がやさしく丁寧にアドバイスをくれるのため上州屋がオススメ。キャスティングやポイントは安く売っていますが若干ドライな印象を持っています(個人の感想です)。ただ、店舗によっても違います。最初は敷居を高く感じますが、人は教えるのが好きな動物。みなさん快くいろいろと教えてくれますよ。

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慣れてきたらフィールドやパターンに合わせたシーバスロッドを

今回オススメした初心者向けのロッドは、いわばオールラウンドなロッドです。これはエギングやブラックバス釣りにも代用でいる万能ロッドといったところです。

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オールラウンドロッドで腕を磨き、慣れてきて、もっとシーバス釣りを知りたい!と思った方は、ぜひフィールドやパターン(シーバスの捕食傾向や季節に合わせた釣り方のこと)に合わせたロッドを使ってみてください。

例えば磯やサーフでシーバスを狙う場合は10ftを超え、M以上の硬さを持つロッドを使用する必要があります。私も最初8.6MLを使用していましたが、100Mにしたとき、その違いに驚きました。でもこれは、シーバス釣りにそれなりに慣れていて、かつ、8.6MLを使った経験があったからわかる違いでもあると感じました。

竿の違いによって、対応するフィールドやできることが増えます。そうした違いを楽しむのもシーバス釣りの醍醐味の一つだと思います。これから始める方も是非、ロッドの違いを楽しんでいただけたらと思います。

*1:8.6ftなどの場合小数点を省略し86などとするための措置だと思われる

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