軽い!性能はラテオ以上?シマノ「ディアルーナS90ML」を使ってみた【2021年7月】

先日、転倒してシーバスロッドを折ってしまいました。幸い、臨時収入があったため、それを利用しシーバスロッドを新調しました。

購入したのはシマノのディアルーナ。価格帯的には今大人気のダイワ「ラテオ」と同クラスの中価格帯ロッドになります。使用してみたのですが、本当に素晴らしかったです!以前私も、ラテオを使用したことありましたが、性能はそれ以上なのでは?

これから同価格帯でどのロッドにするか迷われている方にも是非参考にしていただければと思います。

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ディアルーナの特徴

ディアルーナはシマノの中価格帯のロッド。店頭では大体2万円~2万5千円の間くらいで販売されています。

同じ価格帯には大人気のダイワのロッド「ラテオ」が控えており、どうしてもお株をそちらに持っていかれがち。店頭ではラテオ品切れなのにディアルーナは山積み…という光景をしばしば目にします(というか私が購入した際はそうでした)。

ところが、使ってみるとラテオにそん色ないばかりか、ラテオにこだわる必要ないのでは?と思う素晴らしいロッドでした。

ちなみに私は、ラテオの使用経験もあります(折れました)

Kガイド搭載で糸がらみ無し

ディアルーナはKガイド搭載です。Kガイドとは、ラインがガイドに絡まりにくくなる仕掛けのこと。実は同じシマノの一つ下のグレードに「エンカウンター」という優秀なロッドがあるのですが、こちらにはKガイドがついていなかったのです。

PEラインにするとどうしてもガイドへの絡みは出やすいので、少しでもリスクを減らすためにKガイドが搭載されているのはありがたいです。

simanoのディアルーナ

「スパイラルX」搭載で遠投性能抜群

シマノの中級ロッド以上にはスパイラルXという技術が使われています。下記写真のように炭素繊維をX上に編み込み、素材の種類・量を押さえながら竿の強度を上げています。

SIMANO公式サイト『投げ竿選びの基礎知識「コラム20」』より引用

難しい理論抜きに、要は同じ軽さや柔らかさを維持しつつ遠投性能が高くなるということ。シマノ社の検証によれば、一般的な素材と比較して、遠投やファイト時に竿が曲がった時、そのねじり強度は1.4倍、つぶれ強度は2.5倍になるそうです(参考)。

圧倒的な軽さ

今回使ってみて一番感じるのは軽さです。ダイワの「ラテオR」は今回私が購入した90MLクラスで自重123gですが、ディアルーナは128gとその差はわずか5g

持った時の「えっ、、フワッて感じ!」という感動は購入後数か月たった今でも感じます!

「シーバス専用」ではない良さと悪さ

ダイワのラテオはシーバス専用ロッド。ディアルーナはシーバスがメインにはなりますがライトショアジギングも想定して設計されています。正直どちらもあまり変わりませんが、ただ、おもり負荷はディアルーナに軍配。

この意味からも、メタルジグなどを遠投する青物狙いも併用できるところがディアルーナの強み。ただ、その分ラテオより硬めに作られているため、冬のシーバスのショートバイトなどは若干感じにくいかも。

ぶっちゃけプロレベルじゃないと明確にはわからないと思うけど…

ショアジギングがしたいMHクラスならディアルーナの方がよいかも? くらいですね。

このような違いしかないわけですから、人気で手に入りづらいラテオに比べてディアルーナは在庫が豊富にある(し、安くなりやすい)ことを考えると、必ずしもラテオにこだわる必要はないかもしれません。

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ディアルーナ使用後の感想

さっそく、実釣検証です。

細くて、軽く感じる!

まず最初に思ったのは「細い」ということ。以前持っていたダイワのハンター90Mよりだいぶ細いです。そのため持ちやすく、そのせいで本来の軽さよりもだいぶ「軽い」と感じました。持ちやすいので手が小さめな人でも安心して握れます。

上:ディアルーナ、下:シーバスハンターX

とにかく、「軽く感じる」というのはテンションが上がります。ロッドを替えたところで釣果に影響はほとんどありませんが、「軽い」というだけでもかなりのインパクトがあります。

握り感・操作性◎

細いのは軽さだけでなく、握り感や操作性にも好影響を与えます。手にすっぽりとおさまるので安定したキャストやジャーキングが行えました

VJ-16でセイゴサイズの個体で入魂

60cmを超えるスズキサイズでも、ばらすことなく、難なくやり取りできました。

60cmのシーバス
川崎で60cmのシーバス

MLにもかかわらず、優れた遠投性能

今回自分の中の課題として、もっとナイトゲームを上手になりたい、というものがありました。そのため、繊細なルアー操作ができるようにMからMLにパワーを落としました。

一般に、ロッドというのは柔らかい竿は、ルアーの操作性が上がる代わりに、遠投性能が落ちると言われている(下記記事参照)のですが、ハンター(M)を使っていた時と遠投性能はそん色なかったです。

M→MLにしたせいで、キャストウェイトの上限が5~6g落ちてジギングに少し不利になりましたが、シーバスメインで釣行している身としては全く問題ないです!

夜釣りでの感度も◎

MLロッドとのこともあり、柔らかめのロッドです。そのため、感度は抜群でした。

ナイトゲーム10g程度の軽いルアーを流してたときも、水流の流れを敏感に感じ取ることができました。ナイトゲームは流れの速さなどをロッドに伝わる感触でしか感じることができないのでこれは重要です。

それでも遠投性があまり犠牲になっていないのはまさにスパイラルXのせいなのか、と、物知り顔でご満悦です。笑

バラさず安心してやり取りできた

購入したのがMLという柔らかめの竿だったので、ヒット時もバラシを心配せず、安心してやり取りができました。川崎新提でも7バラシを記録した、バレやすいで有名な鉄板バイブでもバラすことなくランディングできました。

その時釣り上げたシーバス(小さいですけど…)

バラシのしづらい柔らかさでありながら、鉄板バイブをこれだけ遠くに投げられるなんて、いい所どりにもほどがある…! 改めて購入してよかったと感じています。

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ディアルーナの気になる点

使用してみて気になったのはロッドそのものの耐久力、物理的な強度です。人気のラテオはよく「折れた」という報告をよく耳にするのです。私もラテオを使用していて折りました。軽さを追求しすぎて脆くなっているのではないかと言われています。だから、同じグレード、軽さであるディアルーナはどうなのか、少し気になります。

使った感じ、今のところそのようなもろさは全く感じません。12月に購入し、すでに半年以上たちましたが今でもバリバリ使っています。

免責保証書もついていますし「根掛かり時に無理に引っ張らない」「立てかけるときに乱暴にしない」など、通常のロッドの扱いをしていれば問題はないと思います。

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ラテオクラスを狙うなら、ディアルーナもぜひご検討を!

SNSなど、どこに聞いてもラテオ、ラテオ…。デザインの格好良さから、私もダイワを選びがちなのですが、シマノにも当然同じくらい良いロッドは存在します。

特にラテオは、人気すぎて在庫切れが多く、中には3万円以上の値を付けるネットショップなどがあります。そういう中で同じかそれ以上の性能を期待できるシマノのディアルーナはある意味「穴場的商品」と考えてもいいかもしれません(普通に有名ですが)。

1万円台でやってきた初心者バサーの方の場合、2万円を超えるロッドは少し足踏みしてしまいますが、その性能は折り紙付きですので、ぜひお試しください。

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