雨でもシーバスは釣れる!雨天での釣りのポイント【2021年5月版】

せっかく釣りに行こうとしていた日が雨…。特に梅雨の時期はそういうことが多々あるでしょう。雨の日の釣りを決行する人にとっては、雨でシーバスが釣れるのかどうか、釣るにはどのようなルアーを用意すればいいのか、悩むポイントです。

実は雨の日のシーバスはとても釣れやすい、と言われる一方でそれなりの釣り方があり、場合によってはかえって釣れなくなる条件も存在します。

スポンサーリンク

雨の日のシーバスは釣れることが多い4つの理由

雨の日のシーバスは釣りやすいと言われています。どうしてなのか、本当のところはシーバスに聞かないとわかりません。でも、プロを含め、多くの人が言うのは、以下の4つの理由です。

視覚と聴覚がにぶるから

雨が水面を叩きつけるとその分地上の景色が見えづらくなります。地上の釣り人が見えなくなれば、その分警戒心は緩みます。雨で水が濁ればその効果はより高くなります。

また雨で音もかき消されます。意外と足音だけでもシーバスは察知して逃げてしまいますので、そのリスクが減ることでシーバスが警戒しづらく、ルアーに食いつきやすくなるのです。

水がかき回され、酸素が増えるから

雨が水面を叩くと、その分水中の酸素の濃度が上がります。金魚の水槽のブクブクを思い浮かべてください。

酸素が増えて、呼吸がしやすくなれば、魚も活動がしやすくなります。ベイトが元気よく泳げばつられてシーバスも元気よく泳ぎだします

釣り人が減り、プレッシャーが下がるから

釣り好きは、雨風構わず釣りに行くものですが、それでも雨の日は釣り人の数は格段に減ります。

このことで、魚がスレることを回避し、それが一人当たりの釣る確率を引き上げてくれる以上に、ヒットする確率を上げてくれます。

雨上がりの東扇島西公園
雨上がりの東扇島西公園/誰もいない

人がいなければ釣りやすいので、そうした意味でも歓迎したいポイントです。

【梅雨や真夏】水質が改善されるから

これはどこのサイトにも書かれていないのですが、実は梅雨や真夏の雨は思わぬ「釣れる要因」を作ってくれることがあります。それは、赤潮改善効果です。

都市部の夏は赤潮が発生します。赤潮は東京湾などの(汚染され)栄養が豊富な海が暖められ、微生物の活動が活発になった結果、その微生物が大量発生した後に死に、水中が赤く濁る現象。

赤潮は場合によっては釣れることがありますが、微生物の呼吸によって水中の酸素濃度を下げてしまうため、釣れなくなってしまうことが多いです。

ところが、雨が降り、海水が薄まったり、水温が低下したりすると、一時的に海がきれいになります。するとそこにきれいな水が好きなイワシなどが大量に接岸し、それを追ってシーバスが爆釣…そんなシナリオが考えられます。

実際2019年7月の若洲海浜公園では、そういうことが起こりまして、私はこの通り、人生初、かつ、大量のシーバスをキャッチ…

この時はどうしてなのかわからなかったのですが、①事前にプロが2019年のシーバス釣りについて上記の仮説を話していたこと、②実際に若洲ではこの日雨が降りイワシが鈴なりに釣れていたこと、③釣れなくなる時間帯(11時ごろ)に大量の赤潮が流入してきたこと、などから、間違いないものと思われます。

スポンサーリンク

雨の日のシーバスを釣るためにやるとよいこと

雨の日はシーバスが釣れやすいとして、その効果をより引き出すために準備しておいた方が良いことについてまとめてみました。

ルアーは目立つ色・アピール力

雨の日は、視覚や聴覚があまり役に立たなくなります。ということは、警戒心が薄れる反面、シーバスがルアーに気が付かない可能性が高くなります。

そのため、ルアーは青や黒などのナチュラルな色ではなく、チャートやゴールド、ピンクなどの派手な色のルアーをチョイスしましょう。

フローティングミノーなど静かなものや海面近くを泳ぐルアーではなく、バイブレーションなど、雨の届かないところまである程度沈み、かつ、アピール力が強いルアーを多めに用意しましょう。

基本はいつもと同じ釣り方

ルアーは目立つ色、目立つアピール力のものを、とお話ししましたが、それは「多めに持って行った方がよい」というだけで、雨の日に釣り方がガラリと変わるわけではありません。

潮目や変化のあるところをルアーごとにレンジを変えながらネチネチ狙う・・・この点は晴れていても雨の日でも同じです。

水が茶色に濁るときはチャートカラー

梅雨のように雨が数日続く、もしくは河川の水の流入で水が茶色(カフェラテのような)に濁る場合、特におすすめのカラーはチャート(蛍光系)カラーのルアーです。緑ではなく、チャートです。よく目立ち、釣りやすくなると言われています。例えば以下のようなもの。

スポンサーリンク

雨の日で釣れない場合

実は雨の日でも釣れない場合があります。雨だから絶対に釣行しよう、と考えるのではなく、以下の理由も見ながらこれから釣りに行こうとしている日がどういう場合に該当するのかを検討したうえで行くかどうか決めたほうが良いでしょう。

雨や風が強すぎる

台風のように雨や風が強すぎる場合、魚は怖がって沖の深場に逃げてしまうことがあります。そうなってしまっては釣れるものも釣れません。そもそもそのようなときは、釣り人にも危険が伴いますので、当サイトとしては釣行取りやめを推奨します。

危険な雨風でなくても、あまりにも大量に雨が降り、塩分濃度が変化すれば、真水を嫌うベイトなどが離れてしまい、シーバス(シーバスは真水でも生きられる)も一緒に離れてしまう原因になります。

水温が急降下しすぎる

真夏の赤潮が出ているときのような場合、雨による水温低下は水質改善につながり、魚と釣り人にとっては福音です。しかし、秋口や真冬に雨が降り、シーバスの活発な活動に必要な水温から下がってしまう場合は、逆に釣りにくくなります

雨の際は、その前の水質・水温環境に着目してください。

ゴミや水草が多すぎる

雨が降ると、地上にあるゴミや木の葉っぱなどが流されやすくなります。そうした浮遊物が多く漂っていると、1投ごとにルアーにゴミが引っかかります

ゴミが引っかかったままだと当然ルアーには反応してくれません。投げれば投げるだけゴミが回収され、大変なストレスになるだけです。

これは、特に河川や、河川の近くの海で顕著です。大雨や大雨の後の釣行時にはそうした浮遊物に関しても情報収集を怠らないようにしましょう。

スポンサーリンク

雨の日の釣りの注意点

装備は万全に!

雨の日はいつも滑らない場所が滑る可能性があります。スパイクシューズを用意するなど装備は万全に。さらに、増水した河川は落水すればいつも助かる場所でも助からないこともあります。

安全な釣り場で、場合によっては中止も考えよう!

雨の日はできるだけ柵のある安全な釣り場を選びましょう。雨が降る分、人も少ないはずです。

そして、風が強いときや、嵐のような大雨の予報が出ているときは命の危険がありますので思い切って釣行を中止することも考えましょう。

スポンサーリンク

釣りやすくはなるけれど、結局は状況次第

これは責任回避のために言いたいわけではないのですが、雨の日のシーバス釣りは釣れる可能性は高まりますが、釣れないことも多々あります。FMヨコハマの釣りやアウトドア専門のラジオ番組でDJをされている井出大介さんも、同番組内で下記のようにおっしゃっています。

雨の日はね、ブラックバスは誰に聞いても釣れるって言う。でも、海はわからないんだよね。

結局、雨の日に釣れたら「雨のおかげだな」って思うし、釣れなかったら「雨のせいかな~」なんて思ったりするんですよ(笑)

FMヨコハマ「 the burn 」2021年5月15日放送

海の場合塩分濃度や水温など、考慮すべき事項が多く、結局はその日の状況次第。ですから、「雨だから釣れる/釣れない」ということではなく、雨の日だからこその状況に適したルアーチョイスなどをすることで、少しでも釣果を上げようとすることが大事なのです。