VJ-16売っていない問題が深刻です。どこに行っても売ってない!ネットでは3000円以上の超高額で転売され手が出ない。
そこで、VJ-16の代わりになるジグヘッドを見つけました。その名はジグヘッドスイマー15g。これ、釣れます。そして、何よりも安い!
本当に代わりになるならこれほど心強いルアーはありません。VJが売っていなくて手に入らないすべての方に参考にしていただければと思います。
ジグヘッドスイマー15gの概要
クレイジーのジグヘッドスイマー。店頭価格で700~900円と、1000円しません。VJは安くても1400円はしますので、この安さはうれしい。クレイジーは鉄板バイブなども安く作っていますので、もともと低価格でというのがコンセプトなのでしょうか。
サイズは15gと23g展開。VJの16g、22gと似ています。形もほぼ同じです。シャッドの向きがジグヘッドスイマーは下。VJは上向きです。
ワームは柔らかければ柔らかいほうが釣果が上がるといわれています。VJについているアルカリシャッドは大変柔らかいワームですが、ジグヘッドスイマーも同様に柔らかめのワームです。
ただし、ジグヘッドスイマーのワームはアルカリシャッドより太いため、その分少しコシのある感触です。これが釣果にどう影響するのか…、まあ問題ないでしょ、という感じ。
実釣してきた:まずは感想
さて、今までみたいに『自宅で座りながらワームを見比べて、皆さんにはいどうぞ』何て無体なことはできません!足を運んで皆さんにレポートするのがこのブログのコンセプト(今決めた)!ちょっくら若洲海浜公園に行って調べてきました。
飛距離⇒ほぼ同じ
まず飛ぶ、というのはVJの特性ですが、これはジグヘッドスイマーも同じです。むしろ失いたくないVJに比べて、思い切りキャストできる分、飛ぶかもしれない…。
VJはワームにタフさがない分、上手にキャストしないとワームがフックに引っかかったりしてミスキャストになります。一方ジグヘッドスイマーはワームが太くコシがあってタフなので、あまりそういったことは起こりづらいく投げやすいです。
泳ぎの姿勢⇒ほぼ同じ(だと思う)
続いて泳ぎの姿勢。これは潜ってみてみないと正確なところはわかりませんが、水面から見た感じ、違いはほぼないと思います。参考までに、見づらいですが水面から見たときの動画をば。
わからね~。
けど、VJと全く異なる挙動ならすぐにわかりますから、ようく見比べないとわからない程度の違いであることはおわかりいただけるかと思います。
アクションを付けやすそう
VJについているアルカリシャッドというワームは柔らかいため、すぐにエビる(ルアーフックがワームに刺さって変な姿勢になる)欠点があります。しかし、ジグヘッドスイマーは柔らかさは保ちながらも太いためにエビる心配が少ないジグヘッドでした。
これならワインドやリフトアンドフォールなど、様々なアクションを付けられそうなため、タダ巻きで食ってこないときに、ビギナーでも安心していろいろな手法を試せそうです。
実釣してきた:結果編
まずはVJで・・・
ええ、実は、とりあえずVJー16で1匹上げました。これに関しては別の記事で詳細を書こうかと思います。
なんや結局VJかい!とお思いでしょうが、いやしかし、これで今日の若洲(釣り場)にはシーバスがいるということです。釣れなかったときに「この日はたまたまシーバスが寄ってませんでした」なんて逃げのレポートができなくなったわけですよ。
まずは1匹釣りたい!という誘惑に勝てませんでした…
ジグヘッドスイマーでヒットあり!
夏の若洲なので、雨で水温が下がっているとはいえ、多少濁りが入っています。ジグヘッドスイマーは青色なので、その点、アピール力に心配がありました。ま、完全に杞憂でしたけど。(ちなみにほかの色展開あります)
まず、沖のストラクチャーが途切れ、さらにはいい潮目になっているところにキャスト。
3~4巻き、ちょうど潮目当たりでガツン!!おお、ヒットするじゃあん!
手前まで寄ってきてランディングさせようとするも、なれない磯での取り込みにモタモタ…。残念ながらバレてしまいました。50㎝くらいのシーバスさんでした。惜しい…。
ヒット乱発!
気を取り直して、今度は正面方向にキャスト。そして、何投かしてヒット!これは硬いね~、と思いながらこれも足元でバラし、キャッチならず。
その後も、ヒット、ヒットに次ぐヒット。おお!VJとそん色ないじゃないか!その数5ヒット!
でも足元でどうしてもモタモタしてしまう…。その間にポロっとバレてしまいます。嗚呼、タモでモタモタ5バラシ(標語)
このカラーもよかったのかな。しかし、青色の魚なんて某ディ●ニー映画のド●ーくらいしか見たことないのに、よく食うな~!
雨で人がおらず超一級ポイントをとれた、シコイワシが寄ってきていて釣りやすかったなど、好条件がそろっていたこともありますが、それでもVJの定価の1/2という価格でありながらシーバスは問題なく口を使ってくれることがわかりました。
全部バラしたけどな!
フックは絶対替えよう
5ヒット5バラシと、大変ふがいない結果に終わりましたが、原因の一つはフックです。見た感じ、とても安っぽいフックで内側に曲がったり、バーブ(返し)がつぶれたりしていました。
安いルアーって、総じてフックが脆弱ですよね。どうしてそこに手を抜いちゃうかな~。
ということで、フックは交換推奨です。VJは#10のサイズのフックなので、ジグヘッドスイマーも同じようなサイズのフックにしておくと安心です。おすすめは、有名メーカーのガマカツやオーナーばりなど。私がいつも使っているのはオーナーばり。
フックの重要性は、シーバスがかかったことがないと実感しづらいため、初心者は最もないがしろにしがちですが、めったにヒットすることのないシーバスがバレたときの悔しさは相当です(5バラシした経験者)。
フックを取り換えたとしても価格的な面でもまだまだお得な範囲なので、ぜひともご検討ください。
見えたジグヘッドスイマーの可能性
同じ条件で比較することはできないため、ジグヘッドスイマーがVJと全く同じ!とは言えませんが、それでも期待していた効果を出してくれたことに間違いはありません。
VJはとにかく釣れる印象が強いので、自信をもって投げられます。それが投げ回数を増やし、プラシーボ効果も相まって「なんだか釣れるなあ」という感想に至る要因にもなっています。
ですが、ジグヘッドスイマーも今回の釣行で、十分自信を持つに足るルアーだなと感じました。これはレギュラールアーに決定です。VJより少し太く作られているので、イワシパターンだけでなく、イナッコパターンなどでも使えそう。大きめの23gであればコノシロでも使えるかな…。
まだ1度の釣行でしか使用できていませんので、これから使用場面を増やしてそのポテンシャリティを引き出せたらなと思います!