東京都の湾奥にある若洲海浜公園という釣り場は、料金は無料。駐車場も近くに500円のところがあり、釣り場は潮通しがよく、魚影の濃い釣り場です。なんと人工ですが磯もあります!
今回はそんな若洲海浜公園について、釣り場の様子やトイレや売店などの設備、釣りのポイントなどについて紹介します。
若洲海浜公園の概要
若洲海浜公園は「東京ゲートブリッジ」のふもとにある公園です。BBQ場やキャンプ場なども併設されており、釣り場はとても広いスペースが用意されています。釣り場は海に向かってTの字型に伸びており、入場時間に制限のある海釣り施設と、24時間の海釣り施設、そして人工磯の3つに分かれます。
この「海釣り施設」は入口に門が設けられ、営業は6時~21時まで。24時間使える方とともに足場がしっかりしていて釣りやすいです。人工磯は上級者向けですが、装備をしっかりしていれば三浦や静岡などのナチュラルな磯に比べれば波も穏やかでファミリーでも楽しめます。
若洲海浜公園へのアクセス
若洲海浜公園は駐車場完備。料金は「1回」500円と、東京湾奥では破格。駐車場は2つありますが、「若洲海浜公園駐車場」はゴルフリンクスのほうで、釣り場からは遠く料金も高めです。停める場合は必ず「江東区立若洲公園 駐車場」にしてください。
若洲海浜公園駐車場に停めてしまうと釣り場まで30~40分歩くハメに。
必ずこちらの若洲公園駐車場に停めましょう
カーナビの到着地を江東区立若洲公園 駐車場とするとよいですよ
若洲海浜公園のその他の施設
若洲海浜公園はまずトイレ完備です。トイレは駐車場と釣り場の間に一つ、そして人工磯の途中に一つ設置されています。整備されていて綺麗なトイレです。
さらに、駐車場の方のトイレには水場も設置されていて、汚れた釣り具を洗い流すことができます(魚をさばく行為は禁止です)。
売店は一通りの釣り仕掛け、氷のほか、軽食や飲み物も販売し、釣り具のレンタルも行っているそうです。
店員さんがTwitterもやっていて、時折釣果などについてつぶやいてくれていますので、釣りに行く前は要チェックです。
本日の若洲は快晴で風も弱く快適です
— 若洲FS【若洲のレンタル釣具店】公式 (@wakasu_umiduri) February 22, 2023
朝、売店前でギンボが釣れていました、皆さんカレイ狙いですね、出ればでかい、40センチ以上てす、#若洲 #カレイ pic.twitter.com/KXsD3mujmQ
釣りのポイント
エサなら海釣り施設で
エサの場合海釣り施設(時間制限のある飛び出ている方)が◎です。先端部は潮通しがよく、大型のシーバスの回遊などもあります。24時間空いている岸壁の方もたまに釣果は上がりますが、小型で根魚が中心。さらに狭くて埋まりやすいので、時間を選びます。
狙い目は「磯の先端」
若洲海浜公園の人工磯におけるおすすめのポイントは潮通しのよい先端部です(写真の先)。活性の高いシーバスが回ってきています。ただ、競争率は非常に高いのに加え、24時間開放しているので場所を取るのは簡単ではないです。
全体的に魚影は濃いので先端が取れなかったとしても肩を落とさず、ねちねち探っていけばきっと良い結果になると思います。
若洲海浜公園での釣行の注意点
人工磯では手前の根掛かり注意
若洲海浜公園の磯は人工であるため、沖のほうは砂地です。しかし、手前は非常にゴロゴロしていて、根掛かり多発ですので、ちょい投げ釣りなどの際はご注意ください。
ただ、そのような場所に魚が居ついていることもあります。上手に狙ってみるとよい型のシーバスが釣れる可能性もあります。
ライフジャケット・スパイクシューズは万全に
人工磯は三浦や静岡のような天然磯に比べ穏やかですが、滑りやすく天候によっては波も来ます。柵もないため、スパイクシューズやライフジャケットなど、装備はしっかりとしていきましょう。
なお、ライフジャケットは、インフレータブル式のものではなく、非膨張式のものを使用しましょう。詳しくは下記記事でもまとめてあります。命にかかわることですので是非ご覧ください。