冬から春先の激渋シーバスに効くルアーと釣り方【2021年】

冬から春先は気温が低いため、変温動物であるシーバスは活性が極端に下がります。それが釣れない一番の理由ですが、もう一つはパターンの難しさです。

この時期シーバスはルアーよりも小さい生き物をベイトにしているため、マッチザベイトのルアーを選択することが難しくなるのです。

しかし、それであれば、水温の高めの場所やパターンに合ったルアーをチョイスすれば希望はあるということ。以下では、冬のから春先にかけてのシーバス釣りのポイントとおすすめのルアーをご紹介します。

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温かい水域を見極める

まずは温かい水域を見極めることです。これは意外と簡単です。具体的に下記4か所が考えられます。

温かい水域
  • デイゲームでの水深3m前後のシャロ―(浅い)エリア
  • 工場・下水処理場などの温排水エリア
  • 南風が吹き付ける日の港湾
  • 河川・河口域

この中で温排水はほかのサイトなどでもよく言われています。

探し方はボイラーや煙突のある工場で排水を流している場所を地図やその場所に赴いて探します。下水処理場の常温の生活排水だったとしても、冬の水温より温かければ温排水と呼べます

ただ、有名どころは抑えられてしまっていて、大体先行者がいます。また、工場のある広いところは大概が立ち入り禁止なので、実は一番現実的ではないです。

奇跡的に空いている温排水エリアがあれば迷わず攻めるべきです。

温かい水域捜しは1丁目1番地ですが競争率が高く、入れないことも。しかし、その場合も落胆する必要はありません。温かい水域は釣れる確率が最も高いというだけで、絶対に釣れなくなるわけではないからです。

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冬の仕掛けは全体的にフィネス(小さめ・細め)に!

冬はタックルやルアーをとにかくフィネス(小さめ・細め)にしましょう。

理由の1つは、冬は水質が改善し、透明度が高いことが多いからです。夏と同じ太い仕掛けだと、シーバスに見切られてしまう危険があります。

もう1つは、ベイトが小さく動きも弱くなるので、リーダーやラインの波紋がベイトだと思われてしまうから。ショックリーダーの結束部に食いつくことがあるそうです。

加えて、ルアーのナチュラルな動きを阻害することも理由に挙げられます。

ベイトに合わせてルアーも5cm前後の小さなものを使うことがあります。太いリーダーやクイックスナップを使っているとそれらがカクカクした動きになってしまい、釣果が下がるのです。

ショックリーダーは3号以下

ショックリーダーは冬以外は4~5号程度ですが、冬には3号以下にしましょう。

できれば1.5号にすることがおすすめ。そうするとブレイクが気になりますが、個人の感想では「案外大丈夫」です。

気になる方はグランドマックスFXというショックリーダーを試してみてください。これは多くのプロシーバサーが使う定番ショックリーダーです。

数あるリーダーの中でも強度はTOPクラスです。その代わり、お値段は少しお高め。

ただ、冬のシーズンしか使わないし、これで寒くて辛い冬にシーバスを上げられるのなら、割に合わない買い物ではないはず

ちなみに「グランドマックス」より「FX」のほうが柔らかめのため、初心者向きだと思いチョイス。

クイックスナップも1cm以下

ルアー交換をしやすくするためにつけるクイックスナップも、なるべく小さいものを選びましょう。

普段使っている号数よりも1つ小さくする感覚が良いです。理想は1cm以下の大きさに収めること。

私は普段0号を使用していますが、冬は00号に取り替えます。00号だと、26gの鉄板バイブなどはスナップが曲がってルアーだけが飛んでいくことがありますが、冬用の軽め・小さ目のルアーなら全く問題ありません。

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冬から春先に効くルアー選びのポイント

基本はシルエット細めで10㎝以下サイズ

冬のルアーもとにかく小さめ、細めがよいです。アジングやメバリング用のハードプラグに食いついてくることもあるくらいなので、意識的に夏には使えないくらい小さなルアーにするとよいです。

例えば、バクリースピンやラパラのカウントダウンの2.5cmバージョンなどは、5cm未満の非常に小さなルアーです。このようなものがあること自体始めたばかりの人は知らないことも多いため、必ず押さえておきたいところ。

【例 バクリースピン6g】

軽くて小さいものが多いため、ロッドはMLからの柔らかいタイプにすると操作がしやすいですよ。

パターンを意識しよう

夏や秋はベイトの種類も豊富で活性が高いため、VJ-16などの確率の高いルアーを投げているだけで偶然釣れるという場合がありますが、冬は活性も下がりなかなか夏秋のようにうまくはいきません。

しかし、冬には冬のパターンがあります(春先も同じです)。これを意識すれば、対策のとりようがあります。

それでは冬から春にかけての代表的な3つのパターンを見てみましょう。

アミパターン

「アミ」とは、サビキ釣りによく使う「コマセアミ」のことです。

「アミエビ」というエビに似たプランクトンのことで、12月から5月ごろまで河口域や海に多く発生します。

アミは遊泳力がないため、シーバスも漂っているアミをパクっといくだけ。そのため、ルアーの流し方は「アミを食べていたら、弱った魚がフワフワ流れてきた!」というようなイメージです。

ほぼ止まっているくらいの緩い巻き方をします。詳しくは下記記事をご覧ください。

ハクパターン

「ハク」とはボラの幼魚のことです。10㎝以下をハク、それ以上をイナッコと呼びます。

春先3月ごろになると、河川や港湾に大量に湧きます。光を当てるとうじゃうじゃシラスのような小魚がうわ~!と逃げ惑う姿が見られるほどです。

画像はイメージです

ハクも小さいので完全なマッチザベイトは難しいです。したがってこれも、アミと同じように「ハクを食べていたらもう少し大きいベイトが流れてきた」とシーバスが感じるようなルアーチョイスとアクションをします。

ハクパターンのルアーや釣り方については、より詳しい記事がございますのでそちらもご活用ください。

バチ抜けパターン

イソメやゴカイなど、「虫エサ」にもよく使われるミミズのような生き物が産卵のために一斉に放出し、川下に流れていく現象が「バチ抜け」です。イソメやゴカイを「バチ」と呼び、それが抜けることから名づけられました。

これは、ナイトゲームで下げ潮の時に起こります。時期的には3月以降がハイシーズンですが、1~2月から始まりますのでチェックしましょう。詳しくは下記記事をご覧ください。

アミ、ハク、バチは混在する

ご紹介した三大パターンは、単独で成立しているわけではなく、同時多発することがあります。

どのパターンも、選ぶべきルアーややるべきアクションは似通っているため、お財布にも優しいです。冬から春先にシーバス釣りに行く場合は、この三大パターンすべてに対応できるルアーを用意して行きましょう。

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寒さ対策を万全に

釣り場は内陸より風が強いことが多く、長時間いなければならないため、寒さが得意な人でもしんどいです。氷の張るような時期には足元にも注意が必要です。

寒さ対策については下記記事で詳しく書いてありますが、ルアーだけでなく、周辺の道具についてもしっかりと準備をしたうえで、寒さと安全にご注意の上冬の釣りをお楽しみください。