江ノ島の釣り場の情報|ルアーや初心者が釣果を上げる方法【2023年8月版】

観光地としても有名な江ノ島。釣りでも有名です。

島は広いですが釣れる場所は限られます。危険を伴う場所もありますのでこの記事でしっかりとチェックしたうえで釣りに行きましょう。

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江ノ島の概要

江ノ島は観光地としても有名ですが、シーバスや青物など大型の魚が何匹も釣れる釣り場としても素晴らしい場所です。

江の島

堤防があり、ファミリーにもおすすめですが、裏に回れば天然の地磯が広がり、上級者も含めて楽しめます。

アクセスは小田急線の片瀬江ノ島駅から徒歩15分ほどですが、何台もの有料駐車場が完備されているので車で行くにも便利な場所です。

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江ノ島の釣りスポット

江の島の釣り場は、以下の通り、大きく分けて3つからなります

江の島の主な釣り場
  • 湘南港灯台(湘南大堤防)
  • 表磯
  • 裏磯

湘南大堤防(湘南港灯台)

湘南大堤防は駐車場からも近く、足場が良いのでファミリーが所狭しと釣りをしています。

江ノ島の湘南大堤防の写真

サビキ釣りでアジやイワシのほか、投げ釣りでキスやクロダイなども釣れます。ただそこは相模湾。フグの猛攻が来ますのでご注意を。

なお、ご覧のとおり堤防先端は工事のため立ち入りができません。ただでさえ狭いので休日などは釣り場を確保できない恐れがあります。ご注意ください。

裏にある足場の高いほうは問題なく入れます。ただ、タモが届かない高さです。大きな魚がかかった場合詰みますので事前にご検討ください。

上記写真の撮影日は台風接近につき立ち入り禁止だったため、人がいません。ですが普段は多くのフカセ釣り師などでにぎわっています。

表磯

表磯は通称です。駐車場からのアクセス抜群の磯。険しい天然磯ですので、装備をしっかりしていきましょう。魚種はウキフカセ釣りでメジナ、クロダイをはじめ、ネンブツダイ、アイゴ、キタマクラ…などなど、バラエティ豊かで楽しいです。

上記写真の撮影日は台風接近につき磯全体が波に浸っていますが、凪いでいる日は普通に歩けます。

ただ、凪いでいる日でも先端は波をかぶりますので、子供など小柄な人は近づかないほうが良いです。また、スパイクシューズやライフジャケットなど、装備のない人も接近禁止です。

裏磯

裏磯も通称です。ここは、弁天丸という渡船で行く方法があります。歩いていく場合は、険しい山を登っていく必要があります(舗装されているので軽装でOKです)。

大変ですが、その分潮通しもよく、釣果は江の島イチ。メジナやクロダイなどもサイズが大きくなります

表磯同様、写真のように裏磯も波を被ります。滑るため、装備必須です。

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江ノ島のそれぞれの釣りスポットへの行き方

ここからは、ご紹介した3つの釣りスポットへの行き方について解説します。

湘南港灯台・表磯への行き方

湘南港灯台の堤防と表磯はアクセスがしやすいです。地図にある『湘南港臨港道路附属駐車場』から海に向かって左が湘南港灯台、右側の磯が表磯です。

表磯は一見入ってはいけなそうな外観をしていますが、違法ではありません(その隣の消波ブロックに乗るのは違法です)

江ノ島の表磯へ続く階段の画像

下記で、江ノ島の行き方について簡単に解説しています。釣れるポイントも紹介されているので参考にしてみてください。

裏磯への行き方

裏磯も地図を見ると複雑ですが、江ノ島と本土を結ぶ「弁天橋」正面にある鳥居(下記写真)の道をまっすぐに行き、あとは道なりに階段を上り下りしていると到着します。

階段がかなり多いので体力勝負となります。覚悟していきましょう。

江ノ島の鳥居(裏磯までの道のり)の画像

なお、写真からわかるように、観光地ど真ん中を突っ切る形になります。かなり混んでいて道も狭いため、通る際は釣り針は必ずしまい、道具はなるべくコンパクトにしたうえで通りましょう。

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江ノ島での釣りのポイント

江ノ島での釣りのポイントについて簡単に解説します。

江ノ島でエサ釣りをするなら表磯・湘南大堤防

エサ釣りの場合、おすすめは湘南台堤防です。駐車場から近く、気軽に行ける点がよいです。裏磯もつれますが、ファミリーなどの場合は行くハードルが少し高いでしょう。

表磯は湘南大堤防より魚種が豊富でよく釣れます。夏場は青物なども期待できます。

しかし、装備が必要な点と、滑ること、波をかぶること、磯の途中に深いタイドプールがあることなどが危険で、お子さんなどを連れていく方にはお勧めできません。連れていく場合は必ず目を離さないようご注意ください。

江ノ島でルアーをするなら裏磯

江ノ島でルアー釣りをするなら裏磯です。広くて潮回りが良く、イナダが近くまで寄ってくれます。表磯よりも水深がある上に、境川河口から近いこともあり、回遊してくるシーバスを釣り上げるチャンスもあります。

裏磯で釣れたイナダ

アクセスするのが一苦労ですが、江の島に行くのであれば是非とも裏磯を狙ってください。

表磯でもルアーで狙えることも

表磯でも場合によってはチャンスがあります。サラシが出ているときにルアーを入れるとヒラスズキがかかることもあります。ただ、狭くてポイントも限られるため、エサ釣りの合間にやる程度になるでしょう。

江ノ島裏磯でのおすすめルアー

江ノ島は青物かヒラメ狙いが主になります。そのため、ジグが最初の選択肢です。先ほど画像でつけたイナダを釣り上げたルアーはこれ。

春先や冬前などで、ベイトフィッシュが小さい場合、メタルジグでも食わない場合には弓角(ゆみづの)というルアーがおすすめ。サーフトローリングともいい、3~5cmほどのカギ爪のような小さなルアーを使います。

これだけだと軽すぎて飛ばないので、遠投マウスと呼ばれるネズミの形をしたおもり(トレーラー)やジェット天秤を接続して使用します

釣果が抜群に良い!と噂の仕掛けですが、シーバスロッドですとオモリ負荷に耐えられない場合がありますので、ショアジギング専門で狙っている人おすすめの手法です。

>>>>シーバスロッドで青物を狙いたい方はこちら

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江の島釣行の際の注意点

必ずライフジャケット・スパイクシューズを

表磯・裏磯、共に天然の磯です。磯には海苔が生え、スニーカーでは氷の上と同じくらい滑ります。波の高い日には腰まで波につかることもありますし、タイドプール(磯にある穴ぼこに海水がたまっている)は落とし穴のようになっています。

必ずライフジャケット(インフレータブルではない)とスパイクシューズを装着し、できれば複数人で訪れましょう。

サラシが効いているのである程度荒い日に行くことは仕方がないですが、それでも台風が直撃しているときなどは確実に死にます。絶対に無理せず、中止する勇気を持ちましょう。

観光客に注意

江の島は観光客が多いです。特に荒い磯場は若い人がちょこちょこ歩いています(スパイクシューズも履いておらず大変危険な行為です)。知らないうちに釣り人の後ろに回り込んでいた…なんてこともあります。ルアーを投げる際は後方確認を怠らないようにしましょう。

駐車場の時間/島の閉場に注意

江の島は閉場時間があります! 橋の入り口にゲートが設置してあり、22:00~5:00の間は立ち入りができません。駐車場もそれに合わせ21:00に締まります。

一度閉まると車は出せなくなります。夜通し釣行ならともかく、夢中になって車が出せない!なんてことにならないよう注意してください。

以前付き合いたてのカップルらしき二人が出庫できず、大変慌てているのを見たことがあります。時間には注意しましょう。

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安全とマナーに気を付けて楽しい江の島釣行を

江の島は相模湾で安定的なルアーの釣果が望める大変貴重な釣り場です。しかし、訪れるとゴミのポイ捨てなどを見ることがあります。

また、大変な軽装で磯に入っているアングラーも散見されます。トラブルが増えたり、釣り人の死者が多く出たりすれば釣り禁止となる可能性もあります。

地元のマナーを守り、安全に気を付けての江の島釣行をお楽しみください。

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