シーバスのナイトゲームで釣れるルアーの選び方

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シーバス釣りは、デイゲームとナイトゲームで攻略法が大きく変わります。

実は私も最初はその違いを理解しておらず、「まあ深く考えなくてもいいだろう」となんとなくルアーを選んでは失敗を繰り返していました。

この記事では、そんな経験を踏まえながら、ナイトゲームで釣果につながるルアーの選び方を実際に使ったルアーの評価も交えて紹介します。

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シーバスのナイトゲームルアーの選び方

釣具屋に行くと、数百種以上もの種類のルアーが置いてあります。どれを選んでよいかわからず、立ち尽くしてしまいませんか?

そんなときに、私含め、初めてルアー買う人がやりがちなのが

いろいろなメーカー・ブランドのルアーを買うこと

なんですよ。でもこれ、残念ながら超無駄になります。

例えば、同じ表層を泳ぐルアーを3種買っても、その日シーバスが表層にいなければ、どのルアーを使っても釣れないでしょう。

じゃあどうすればいいか?

これ、そんなに複雑な話ではなく、次の3点のみを大きなポイントとして覚えておくだけでよいと思います。

3点とは次の通りです。

ルアーも100種あれば、釣れる状況も100様にあります。だから「絶対に釣れる最強ルアー」は存在しません(確率が高いのはある)。ですから、上記3点を目安に状況に応じて使い分けてみましょう。

それぞれ、詳しく解説します。

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1 「泳ぐレンジ別」にルアーを選ぶ

ナイトゲームで大事なのは、ルアーの泳ぐ層(レンジ)です。

ナイトゲームのシーバスは、レンジが数十cm違うだけで釣れなくなるとも言われています。これはデイゲームでも同様ですが、視界の悪い夜間ではより顕著でしょう。

だから、まずは、シーバスが夜にどのレンジにいるのかを知り、それに対応するルアーをそろえることが肝要です。

夜は表層から探る

デイゲームに比べると、夜は表層にシーバスが集まる傾向があるようです。

シーバスの捕食スタイルを考えると、明るい水面を暗いボトムから見上げていると考えるほうがよいかもしれないですね。

そのため、ナイトゲームでは表層を探る系のルアーから選び、反応がなければボトムに下げていく…という戦略が基本です。

表層を狙うルアー

表層を狙うルアーで代表格は、エリアテン、通称エリテンです。

AREA 10

基本的にただ巻きをしていれば釣れます。

ただ、本当にゆっくり目に巻くのがおすすめです。

「リールを巻かずにプカプカ浮かせているだけで釣れた」といううわさも聞きますが本当かな…さすがにそれはないんじゃないかと思いますけども、ゆっくり目に巻くのが良いのは間違いないです。

エリア10で釣れたシーバス

一番強いのはバチ抜けのときですが、それ以外のシーズンでも使える優秀なルアーです。

釣れるルアーで有名ですが、2000円超えも珍しくなくなったルアー価格において、エリテンは1200円前後と大変コスパがいいんですよね…このインフレ時代にありがたい。

使用場面・使用方法
  • シーバスが表層を意識しているとき
  • 風が弱く、流れが速すぎないとき
  • ほぼストップするくらい、緩く巻くと◎

ちなみにバチ抜けに関してはこちら。

初心者も釣れる『バチ抜け』の方法とおすすめルアー【2026年1月版】
「バチ抜け」とは、バチと呼ばれるイソメの仲間が産卵のために河川で大量発生し、それをシーバス(スズキ)が捕食するパターンです。このとき、まさに入れ食いと言えるほど、シーバスが大量に釣れる状態になり、初心者でも「爆釣」させるチャンスでもあります…

ワンダーも、表層を狙う超優秀ルアーですね。

ワンダー 80

ワンダーは「シーバスでもシンキングペンシルで釣れる」という認識を定着させた伝説的ルアー…なんだそうです(歴史はよく知らない)。

遅く巻いてもゆらゆら「弱ったベイト」のような動きで泳いでくれるので、「ゆっくり巻く」必要のあるナイトゲームにぴったりです。

飛距離もかなり出せるので、広めの河川などで「向こう側の橋脚に届かせたい」と言う場合にぴったりですね。

ワンダーの弱点は「引き抵抗の弱さ」

ワンダーは、水の抵抗を受けにくいので、速く巻いてもブルブルといったような「ルアーを引いている感」を全然感じません

そうすると
「本当にこれでいいのか」
「ちゃんと泳いでいるの?」
という不安や疑念が生じ、信じて投げ続けられなくなるんですよね。

そうした方は次のことをやってみてください。

  • デイゲームで遊泳姿を見る
  • 自宅のお風呂で泳ぎ方を確認する

実際にワンダーのゆらゆら「弱ったベイト」っぽい泳ぎ方を確認するということです。

中層(ミドルレンジ)を狙うルアー

表層の次にミドルレンジ(30~1mくらい)を狙えるルアーはこれです。

サイレントアサシン 99F

知らぬ人のいない、有名ルアーです。このルアーの利点は3つ。それは飛距離がある釣れるビギナーでも扱いやすい

飛距離があるルアーは飛距離に技術が全振りされていて操作が難しいことがありますが、サイレントアサシンはAR-Cという技術により、簡単に遠くまで飛ばせるのに、アクションもタダ巻きだけでOKという優れものです。

使用場面・使用方法
  • 飛距離が必要なとき
  • パターンが読めないとき
  • 水面から70cm前後にシーバスがいるとき

何のパターンかわからないときはとりあえず投げてみるといいでしょう。

ボトムレンジ(底)を狙うルアー

プラグだと、先ほどのワンダーをボトムレンジまで落としてゆっくり巻いていく方法があります。

ただ、流れやルアーの所在地を感じ取るスキルが必要で、難易度は高めです。

そこで、今すぐにでもやりやすいのは、ワームを使うことです。

鶴見川で釣れた67㎝シーバス

なんか、プラスチック製のプラグを使わずにワームにするのは「逃げ」だと感じる人もいるそうなのですが、釣れれば良くないですか(笑)

上記のシーバスは3月初旬と言う超ビミョーな時期に、結構難しい鶴見川で釣れたシーバスさんです。なんと67cmもあり、恥ずかしながら自己最長記録だったりします。

特にワームを使うなら…やっぱりVJがおすすめなんですよね。

VJ-16

使用場面・使用方法
  • シーバスが中層~ボトムにいるとき
  • 1m以上の深めの水深のところ
  • 0℃以下の厳寒期を除く季節
  • ボトムに落ちないくらいのギリギリのスピードで巻く

すぐにボトムに沈むルアーなので、使える場面は表層で反応が薄いときに使うとよいでしょう。

使い方ですが、ゆっくり巻きます。でも、重いルアーなのでゆっくり過ぎるとボトムをずる引きになり、根掛かりするため注意が必要です。

それで、ナイトゲームでは意外とバイブレーションも使えます

シリテンバイブ

シリテンバイブはバイブレーションの周囲をシリコンで包んでいるので、振動がプラスチック製のものより抑えられます。激しい動きに向かないナイトゲーム向きのバイブレーションです。

比重もその分軽めなので、ややゆっくり巻くのにも適していますね。

まだ投げ釣りOKだった時代の豊洲ぐるり公園で釣れたシーバスです。

この時は秋口のいわゆる「秋爆」で、比較的活性が高く、シリテンバイブで4~5匹はヒットしました。

だからバイブレーションはナイトゲームの選択肢に十分なり得ます。

まぁ、さすがに「メタルバイブ」だと、重すぎて早巻きしないとならず、ナイトゲームでは使えないでしょう。
ですが、この時は「ナイトだからバイブはだめ」という先入観にとらわれずに、いろいろ試してみる姿勢ってとても大事なんだなぁと思いましたね。

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2 「ゆっくり巻き」に対応するルアー

ナイトゲームでは、デイゲームよりもかなりゆっくりルアーを巻くのが基本です。

目安は、流れがほとんどない場所ならリールのハンドルを1秒に約1回転

暗闇では、シーバスは橋脚や明暗、ストラクチャーの陰に身を潜め、近くを通るベイトを待ち伏せすることが多くなります。

そのため、ルアーもシーバスの目の前をゆっくり長く見せることが重要になります。

ルアーは機械的に巻かない

でも、「1秒間にハンドル1回転」というのは目安です。

上流にキャストしたときに、川の流れよりも巻きが遅いと、ルアーはただ「流されるだけ」になり、泳ぎが破綻するばかりか、ボトムに落ちて根掛かりすることもあります。

私は某YouTube動画で1秒に1回転を信じ、どれだけのルアーを失ったか…。

したがって、本来の川の流れと同じか、それより少し早い程度に巻くのが正解です。

要は、誰かの言っていることに機械的に従うのではなく、状況に合わせて「シーバスの目の前をゆっくり流れる方法」を模索した巻き方をする姿勢が重要なわけです。

「遅巻き」をふまえたルアー選びのポイント

この場合のルアー選びのポイントは、

  • 遅く巻いても泳ぎが破綻しない
  • 立ち上がりが早い

という2点です。例えばバイブレーションのような「早巻き」前提のルアーは

  • 巻かないとバイブの良さである振動(ウォブリング)が起こらない
  • そもそも沈んで泳がない

と、ゆっくり巻きに対応できません。

「遅巻き」対応のルアー

では、どのようなルアーが良いのかというと、まずは表層系ルアーです。ワンダーは本当に優秀です。

ワンダー 80

ワンダーは立ち上がりが早いので、沈めて底を取ってからゆっくり巻く…と言ったこともやりやすいです。

注意点は立ち上がりが良すぎるので、速く巻くとすぐ浮いてきてしまう点です。どのくらい巻くと浮いてくるのかわからない方は、足元で泳がせるなど、目に見えるところで試してみましょう

ワスプスラローム 80s

「スラローム」というゆる~いS字を描きながら泳いでくれるルアーです。

ワンダーと同じ固定重心で立ち上がりが良いです。でもワンダーより重いので、やや速めに巻いた方が良いルアー。

「遅すぎるの無理!」な人はワンダー以外の選択肢として使ってみるとよいと思います。

おすすめの時期はコノシロなどファットな体型のベイトを捕食しているとき。秋口から冬くらいです。

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3 カラーの選び方

カラーは悩みどころですが、黒・チャート・パールあたりの王道色をそろえれば十分だと思います。

どんな色かイメージできない人は次の画像をご覧ください(黒は省略)

カラーそのものより「変化」で釣れる

ナイトゲームでのルアーカラーは色そのものよりも「釣り中、色に変化をもたせる」と言う意味合いの方が重要です。

ナイトゲームでは色の重要度はそんなに高くなくて、黒やチャートなどの王道色があればたいてい釣れます

例えば

ルアーのレンジが違えばシーバスがいても釣れない

と言うことがあっても、

ルアーの色が原因でシーバスがいても釣れない

と言う事態は考えにくいです(たぶん)。でも、

ずっと黒のまま投げていて釣れなかったけど、チャートにしたとたん釣れた

ということはあります。

これは色そのものより「色を変えるという変化」で釣ったというほうがいいかもしれません。

ルアーを「すべて一色」にそろえるのはよくないですが、レンジ別の時ほどシビアに何色もそろえる必要性はないです。

ポイントはシルエットをくっきりさせるカラー

カラー選びは悩みどころですが、シルエットをくっきりさせるカラーがいいです。

  • チャート(蛍光色)
  • コットンキャンディ(レインボー)
  • レッドヘッド(頭が赤で、ボディがパール(白))
  • パール
  • ブラック

小さくして再掲

夜間は暗くて細かな色の違いまでは分かりづらいので、水の濁りに溶け込まないクッキリしたシルエットを持つものが釣れます。

だからブラックも釣れます。闇夜に紛れそうですが、暗い水面から明るい水面を見上げると、黒は特にクッキリ見えるので、むしろ派手な色だと思ったほうが良いかもしれません。

ちなみに、ブラックはともかく、コットンキャンディやチャート、レッドヘッドなどは自然界に存在しない色ですね。

こんな色で釣れんのかしらね

なんて思いませんか?

心配ご無用。ルアーのカラーは人間とは見え方が違うのです。

  • 夜間であること
  • シーバスは人間より見える色数が違うこと
  • 水中であること

などが関係しています。

例えば、夜間に少し濁りの入った水中からチャート色のルアーを眺めると、人間の目からも黒めのシルエットに見えます。だから、自然界に存在するかどうかは気にしないで良いわけです。

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自分のフィールドのシーバスに合わせてみて

ここまでご紹介したルアーも、フィールドによっていろいろ変わってきます。例えば水深が1mくらいしかなければ、サイレントアサシンは「ボトムレンジを引くルアー」ということになります。

なので、「釣れる最強(と言われる)ルアー」をそろえようとするよりは、ナイトゲームで釣れる要件、シーバスの食性などを考えて、それに合わせてルアー選びをするのが良いでしょう。

そうやっていろいろとルアーを選ぶのも釣りの楽しい側面です。ぜひ頑張ってみてください。

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