こんにちはすずきです!
1月中旬、川崎の沖堤防『川崎新堤』に行ってきました。
狙いはもちろんシーバス。でも、1月の時期、海もいよいよ冷たくなり、かなり渋くなってきます。私もボウズと極寒で辛い思いをしたことは数知れず…
あまり得意でないシーズンですが、沖堤防は初めて。沖なら多少違うのか?
じつは、そんな期待に応える素晴らしい釣果になりましたのでご報告です!
この日の天気は上々↑↑
特筆すべきは気温です。ここ最近10度に行かない日が続いていましたが、この日は南から風が吹き付け、最高気温が20度近くに上昇するという予報が出ていました。
これが沖堤防釣行を決意した理由です。魚も活性が上がるだろうし、何より自分が辛くない!笑
時たま安全にもかかわりますので、天気予報のチェックはとても大事です。
釣りに行く前に‥2つの「ニュース」
釣りに行く前に、いいニュースと悪いニュースがあります。まずは悪いニュースから。
タイムス駐車場が値上げ…
渡船屋の近くにある激安駐車場タイムズ新山下第3が、100円値上げしていました。
以前は500円。そしてその前は400円。1年で200円ほど、ジリジリ上がっている感じです。お店の方も、この駐車場の需要に気が付き始めたのでしょうか…。
とはいえ、この辺の相場(1000~2000円)からするとまだまだ断然お安いです。渡船屋さんからは少し歩きますが、車で来る方は是非ここをおすすめします。
12月~3月の川崎便は6:00~
私がよく使わせていただいている「山本釣り船店」は、川崎便は休日に限り5:00~なのですが、12月~3月に限り、出船時間が6:00~となるようです!
これは知りませんでした。Webサイト見てもどこにも書いていない(ような気がする)のですが、お店のチラシに貼ってありました。
実は予約忘れちゃったので横浜沖堤防に行こうと思っていたのですが、この事実を知り、お店の人に「川崎行っても大丈夫ですか?」と聞くと「OK」とのことでしたので、急遽変更です。
朝マズメにすべてをかけて釣行開始
川崎新堤は横浜より遠いため、6時に出て、着いたのは6:30近く。日の出は49分なので、ライトは要らないくらい明るくなっていました。
12月の横浜沖堤防でも朝マズメだけだったので、この朝マズメにすべてをかけます。
使用ルアーはダイワのシーバスロデム18g。VJはなかなか売っていないので、ロストが怖く、別のジグヘッドを試してみることにしました。しかし反応なく時間だけが無情に過ぎる。
メタルジグなどに変えるも、反応は得られず、マズメ終了。
マズメに全てをかけていただけに、絶望感が漂う。
深めのレンジを刻むとヒット
しばらくすると日も昇り切り温かくなってくると、大量のボラとイワシが表層を泳いでいるのが見えました。そこで狙いも表層に切り替えたのですが、反応ゼロ。
高まる絶望感に、いったん休憩をとることに。
遅めの朝ご飯を食べながら、ぼーっと考えていると、
表層のボラもイワシも平和そうに泳いでいるから、シーバスがいるとしたら深いレンジかも?
という仮説を立て、下層を探りやすいメタルバイブでボトム→だんだんと浅いレンジを探ることに。
この日は35カウントで着底する深さだったので、ボトム⇒30カウント⇒25カウント…と刻んでいくと、25カウントでヒット。狙い通り!
最初はそんなに大きくないかな? と思っていましたが足元に来るにつれだんだん重さが竿に伝わります。竿は以前のハンターMではなく、ディアルーナMLと柔らかくしたため、程よくしなり、バレる心配はありません。
やがてシーバスも諦め、無事ランディング!
きました60UP!これだけ大きくて、何度もエラアライされたけど全くバレなかったのはさすがディアルーナ。ロッドの重要性をかみしめました。
1月の寒い時期での貴重な一本です。スズキさん、ありがとう…!
ヒットルアーはリアルスティールのコノシロライムチャート26g。
以前の川崎新堤釣行ではコアマンのIPの同色に心酔していましたが、結局この色であれば東京湾は釣れる。ならわざわざ500円ほど高く、品薄のIPにしなくてもいいのでは? と最近思っています。
リアルスティールはだいたい1000円前後なので、コスパは最強です。
持って帰ろうか迷うも…
綺麗な銀色の回遊個体に、60cmの食べごろサイズ。締めて持って帰ろうか迷いましたが、謎の白いスズキ汁(おそらく精液)を出していたのと、左の脇腹にあたる部分が不可解に膨れていたのでリリース。
以前持ち帰ったものは寄生虫だらけだったので、少しでも懸念のあるやつは殺さずリリースです。
しかし、オスだし、メタルバイブに食ってきたということは産卵(放精)前の個体がまだいて、アミや虫ではなくベイトを食っているってことなんですね…。勉強になります。
その後はVJで1バラシ
その後爆風が吹き付け、不利な状況に。
ただ、風が吹いて水面が荒れると、表層に対するシーバスの警戒感も緩み、浮いてくる、と聞くので、ルアーをワームに付け替えて表層~中層を探ってみることに。
ロデムはやめて、いつものVJ-16にしました。時間もないし、最後に持ち帰り用の1匹上げたい!と思ったからです。
今度は逆に表層から5カウント→10カウント→…と刻んでいくと、15カウントでヒット!
しかしこれ、5秒くらいでフックから取れてしまいました。
でもこれも、予測が当たりましたね。メタルバイブより比重が相当軽いワームで15カウントってことは、先ほどのメタルバイブ25カウントより相当浅いところにシーバスがいたということです。
バレてしまいましたが、レンジを予測することと、それをもとにネチネチ探る作業の重要性をかみしめました。
冬も「考えること」を諦めなければ希望アリ
1月2月は本格的に寒くなり、変温動物であるシーバスの活性もめちゃくちゃ下がる季節。私も寒いだけの嫌な思いをしたことが何度あったことか…。
しかし、今回のように、しっかりとベイトやレンジを考えて、ネチネチ探っていく姿勢があれば希望はあるのだなと勉強になりました。
今回は沖堤防で簡単な方だったと思いますので、次はオカッパリ、河川などで釣果を上げたいですね!
ちなみに…
私はいつも船の前の方に乗るのですが、今回は行きも帰りも、船の後ろ(操縦席の後ろ)に乗りました。
ここ、場所に寄っては進行方向を向いて座れる場所もあるし、操縦席が壁になるのと、船の軸になるところのため、風もゆるければ揺れも少ない。さらに屋根付き!
もちろん、波によっては全く安全な場所ではないですが…、それでもかなり快適でしたので、次回以降、空いていればここ、乗らせてもらおう~
そんな風に思った川崎新堤釣行でした!