人より多くシーバスを釣るためのバチ抜けの時期とコツ【2021年5月版】

2021年も5月終わりに近づき、バチ抜け終期となりつつあります。ハマればとても強いパターンがバチ抜け。ただ、結構細かいコツが必要で、そういった細やかな工夫の積み重ねで成立するパターンでもあります。

本記事では初めての人でも、バチ抜けをさらに確実にできるためのコツをご紹介します。

なお、バチ抜けのそもそもが知りたい!という方は下記記事をご覧ください。

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潮周り・時期における「コツ」

バチ抜けパターンは、他のパターンよりも、より潮回りの影響を受けます。釣行前のタイドグラフのチェックは必須です。

なかでも、次の3点に気を付けると釣果が変わります。

下げ潮が基本

「バチ抜け」とは、バチが産卵のために海に出るための行動です。海に効率よく出るために、海への流れが速くなる満潮後の下げ潮でないと抜ける可能性は非常に低いのです。

さらに、最も下げのスピードが速まる、満潮後1~3時間後ぐらいが理想と言われています。バチは「地合い」がかなりはっきりしている釣り。普段よりもタイドグラフは注意深く見て、ベストなタイミングで釣行することが釣果を上げる秘訣です。

タイドグラフは、アプリでは「タイドグラフBI」などが有名。ブラウザで見る場合は潮汐.comというサイトも便利です。

釣りの為の日本にての2021年の潮見表
日本にての潮見表と太陽・月齢表を知ろう:日本にての時間、高さ、満潮と干潮の潮汐率、日の出と日の入り、月相、魚の活動状況、天気。

大潮・中潮以外も狙え

バチ抜けは「大潮がよい」「大潮後の中潮が良い」と言われます。確かに、バチは潮位の大きさで抜け方が変わります。

ただ、小潮でも若潮でもバチは抜けます。理想は大潮後の中潮ですが、週1行けるかどうかのサラリーマンアングラーにはそれをジャストで狙うのは厳しいもの。

それよりも、満潮後の時間帯や下記「日没後の満潮」がとても大事。あまり潮周りにとらわれず行ける日に行く、と気楽に考える方がよいのではないでしょうか。

満潮時刻が6時(日没)以降が理想

大潮・中潮でなくても狙えるバチですが、ベストタイミングは日没以降に満潮を迎える日です。バチは夜に抜けるため、抜ける時間帯にサゲになるタイミングを狙います。

上記ツイートのときは、1月にもかかわらず、多摩川に大量のバチが抜けていたのですが、満潮時刻は18時で、中潮という最高の潮周りでした。

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釣行日の天候についてのコツ

できるだけ無風を選ぶ

バチ抜けは基本的には表層を狙う釣り。有名なノガレもそうですが、ルアーもフローティング系が多く、水面からギリギリルアーが顔を出すくらいのところをフワフワ漂う、というアクションになります。

そのため、風があり、波が立っているときはルアーの存在をシーバスが気づかないことが多く、難易度が少し上がります。

写真のように、できるだけ無風の日、特に水面が鏡のようになり、街灯などがきれいに反射しているくらい静かな時が理想です。

風があってもチャンスあり

風があっても、ルアーをシンキングタイプにしたり、ワームにするなどするとチャンスはあります。ルアーさえ用意しておけば、風があっても恐れることはありません。

代表的なのは、マニック、ローリングベイトなど。

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ルアー操作のコツ

ライズの少し先をピンポイント打ちする

バチ抜けは、産卵で疲れたシーバスが体力を使わずに流れてくるバチを食べるパターンです。

エサを追いかけないため、ルアーをシーバスに見つけてもらうのではなく、シーバスのいるところにルアーを流すことが基本になります。

具体的にはライズ(シーバスが浮いているイソメを捕食した瞬間に、バシャっと水面に出てくること)があったらすぐに、ライズの数メートル上流にルアーを着水させ、ライズ地点まで水の流れを使って流していきます

ライズ地点に直接ルアーを着水させるとシーバスが驚いて逆に散ってしまう可能性があるため注意してください。

ライズがない日などは、ボトムを狙うか、ストラクチャー周りなど、浮いているバチが集まってきそうな場所を狙います。

リールはほぼ「巻かない」

バチはほとんど泳がずウネウネ水中を漂うだけです。

シーバスも流れの淀みなど、バチが集まりやすいところにいて口をあけていれば食べることができます。そんな中で動く謎の物体をわざわざ追い回したりはしません。

具体的には、ルアーにつながる糸を張りすぎず、緩めすぎないこと。バチ抜け初期の1~2月などはリールのハンドルを4~5秒に1回転でもよいくらい(流れにもよる)です。

「浮かばせているだけで食った」という報告は、有名バチルアー、ノガレやエリア10などで上がっています。

春先のクルクルバチ対策

ちょうど今くらいの時期はクルクルバチといって、高速で回転するバチが出てきます。これが釣れない、と、多くのシーバサーを悩ませています

クルクルバチは、似たような動きをするシンキングペンシルで仕留めましょう。

先ほど「風のある場合」で挙げたマニックのほか、小沼正弥氏監修のワスプスラローム60sはクルバチ専用ルアーとして有名。(下記リンクは80s)

ただ、ワスプは有名すぎてどこも売り切れ。そのため、似たようなルアーとしてジグザグベイトを提案させていただきます。形も同じだし、動きも同じです。安いし在庫は豊富だしの穴場的商品。

そのほか、小沼氏監修のシリテンバイブもオススメ。

いずれも、水面を観察し、バチの泳ぐ速度に合わせてルアー速度を調整することがコツ。癖の強いパターンですが、ぜひとも攻略してみてください。

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細かな「技」が効く繊細なパターン

夏や秋などはアピール力の強いルアーを思い切りジャークさせるなどおおざっぱでダイナミックなやり方でハマりますが、バチ抜けはより繊細で、ここでご紹介した細かな方法の積み重ねが功を奏します。

その日のパターンに合わせるまでが少し大変ですが、ハマれば乱発させることも難しくありません。

寒さと足元にはお気を付けいただき、楽しいバチ抜け釣行をお過ごしください。