東京湾で釣れると話題のグリーンカラー!シーバスルアーの色使い分けの第一歩!

コアマン IP-26の写真

ルアーのカラーはいつでも釣り人を悩ませますが、東京湾の夏~秋にかけてのデイゲームでは「間違いない!」という色が存在します。

それがグリーンです! 

え?グリーンなんて不自然な色釣れるの??

そう思う人もいるかもしれません。しかし、これがめちゃくちゃ釣れるのです!

ルアーカラーに悩む人も、カラーなんてなんでも同じだろ?と思っている方にも、グリーンカラーの威力をご紹介します。

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夏の東京湾では釣れるカラーがある!

多種多様で悩ましいのはルアーのカラーチョイス。同じルアーでも色を間違えれば食ってこないときもあるため、状況を読むのが大変ですよね。

しかし、夏から秋にかけての東京湾デイゲームで鉄板と呼ばれるカラーがあります!

釣れる鉄板カラー

それは、グリーンです!!

グリーンカラー

ルアーカラーで迷うと書きましたが、初心者の方の中にはカラーなんかで釣果が変わるのか?といぶかしむ人もいるかもしれません。確かに、VJなどの釣れるワームでは正直どの色を使用しても釣れてしまうこともあります。

しかし、鉄板バイブなど、夏のデイゲームで使用するバイブレーションでは明らかにこのグリーンカラーが良いのです。

グリーンで本当に釣れるのか

グリーンというのは釣りを始めたばかりの人は特に、不自然で敬遠しがちな色だと思います。

しかし、これが不思議なくらいに釣れるのです。

例えば2020年9月の沖堤防釣行でのこと。やり取りが下手でほとんどバラしてしまっていますが、コアマンのIP-13というメタルバイブレーションのイワシゴールド(金色に光る緑色)という色で、ほぼ連続して7ヒットさせています。

その時の様子はこちら↓

ラインブレイクしてしまい、このルアーを失ってから、同じIP-13の別の色にチェンジした途端にぱったりアタリが無くなってしまいました(たまらずVJに持ち替えて何とか釣り上げましたが…)。

これは何も私だけの話だけではなく、湾奥で活躍されている有名なyoutuberの方も真夏はよくこの色のルアーを使っています。

一番釣れるのは夏場のデイゲーム。東京湾であれば海でなくても、川でも釣れるように思います(ほかの地域では検証していないだけなので、ぜひ試してみてください!)。

しかも、秋口や、冬に入っても釣れることもあります。

60cmのシーバス
沖堤で釣れたこの個体は1月入ってからのものです。
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グリーンはなぜ釣れるのか?

これは最終的にはシーバスに聞かないとわかりません。しかし、緑が水中で目立つからではないか? という仮説が考えられます。

夏の東京湾は赤潮で基本的に水は赤く濁っています。度が過ぎる赤潮は酸素濃度を低下させ、釣れなくなる要素となりますが、そこまでひどくなければ適度にシーバスの視界を遮り、警戒心を解きます。

しかし問題なのは濁るとルアーが見づらくなってしまうということ。確かにクリアーなどナチュラルな色では埋もれてしまいます。

そこでグリーンです。以下は色の三原色ですが、よく見ると赤潮、そして海の元々の色は青なので、そこにグリーンが加わると、ブラックになることがわかります。

色の三原色(ルアー)
色の三原色

黒は最も目立ちやすい色です。そのため、シーバスが発見しやすく、そのために釣れるのではないか。

とまぁ、これは本当に仮説です。魚と人間で見え方は異なりますしグリーンだけ「しか」釣れないわけでもありません。しかし、一つのメソッドとして覚えておいて損はないです。

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グリーンカラーで実績あるルアー

コアマン IP-26 イワシゴールド

コアマンIP-26は以前「デイグリーン」という真緑の鉄板バイブを出してくれていたのですが、廃盤となり、今ではデイグリーンにゴールドとラメを足したイワシゴールドというものが発売されています。

上記の記事でご案内した沖堤防での釣行でいくつもヒットさせたのがこのルアー(13と一つ下のサイズでしたが)。ご紹介したyoutuberの一生氏も使われているようですし、他のyoutubeを見ても多用されているのがわかります。

「デイゲームのコアマン」のとおり、夏のデイゲームでとても釣果の安定したメタルバイブです。

リアルスティール コノシロライムチャート

コアマンのIPはVJほどではないですが、とても人気の商品で、特に人気カラーのイワシゴールドは在庫切れ状態や価格高騰状態が続いています(上記リンクも掲載時2800円でした)。

そこでご提案したいのが他メーカーのメタルバイブ。特にリアルスティールのコノシロライムチャートは個人的に釣果も安定しています。価格も税込み1000円程度のものが多く、コスパも抜群

小ぶりなセイゴ
12月横浜沖堤防での釣果
60cmのシーバス
先ほど登場してくれた「スズキ」さん

ご覧の通り釣果は保証できますが、コアマンのイワシゴールドに近い色としては「グリーンゴールド」というものもあります。

キックビート グリーンゴールドイワシ

これまで鉄板バイブばかりをご紹介してきましたが、水温が思いのほか下がって活性が低い、先に別の釣り人がたたいたばかりでスレている気がする…そんな時は樹脂製のバイブレーションにレベルを落としてもよいかもしれません。

キックビートのグリーンゴールドイワシ画面ではシルバーに見えますが、しっかりとグリーンが入っています。キックビートはゆるく巻けば側面から波を受けてふらつきアクションをすることもあるため、夕マズメ時などの暗くなってきた時なども使えます。

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台風後の濁りはチャートが◎

夏と言えば台風もよく来る季節です。台風通過後の川・海はとても濁ります。この時は赤潮に似てはいますが、泥が混じったカフェオレのような色が強くなります。この時も、グリーンが強いんですが、ただ、チャート(蛍光グリーン)のルアーのほうがより◎です。

パターンとして持っておくと、取りこぼしなくサーチができると思います。

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グリーンを制すことはカラー使い分けの第一歩だと思う

ルアーはそれだけで種類が多くて、カラーまで気が回らない…というのが最初の私でした。

だからナチュラルな青、黒、クリアーあたりで揃えてしまっていました。

もちろん無難な色ですし、カラー関係なく釣れるシチュエーションもありますが、夏場のグリーンの威力は別物。こんなに違うのかと感動した記憶があります。

これだけ違うと、他のパターンでも、大きく差が出るカラーがあるかもしれない…と、カラー使い分けのモチベーションとなったのを思い出します。

このようにグリーンを制すことは、ルアーカラー使い分けを真剣に考えるための上手なきっかけになってくれるかもしれません。

是非夏場の東京湾でその威力をご確認ください。

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