シーバスパックロッド5選|釣れる選び方のポイント

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持ち運びしやすいパックロッド(コンパクトロッド)。市街地の河川に生息するシーバスを、仕事帰りなどでも釣れると魅力いっぱいのロッドです。

この記事では、シーバスのパックロッドの選び方や、おすすめのパックロッドについて紹介します。

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パックロッドとは?

パックロッドとは、4~5ピースに分割した、持ち運びしやすいロッドのことです。モバイルロッドやコンパクトロッドとも呼ばれています。

直ったカラーズ

仕舞寸法(ロッドのピースをすべて取ったときの長さ)が50~60cm程となり、鞄に入れておけるほどのサイズになることから、旅行先や仕事帰りに釣りができる!と、どうしようもない釣り好きさんの間で人気です(笑)。

携帯性に富むため、サブロッド友人に貸し出す用のロッドとして購入する方もおり、釣りの幅を広げてくれます。

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シーバスのパックロッドの魅力

パックロッドはライトゲーム用のロッドが多かったですが、近年のメーカーの技術向上に伴い、シーバス用も発売されるようになっています

そんなシーバスのパックロッドの魅力は以下の通りです。

旅行先や仕事帰りに釣りができる

パックロッドの最大の魅力は、携帯して、旅行先や仕事帰りなどにさらっと釣りができてしまう点です。

パックロッドで仕事帰りの隅田川で釣ったシーバス
パックロッドで釣った隅田川のシーバス

小さいものだと仕舞寸法が50cm台になります。大き目のリュックサックやスーツケースに入れられるほどです。

筆者は「〇〇さん、仕事終わったらこの後隅田川行くつもりだな…」なんて思われたくなくて、必死な思いでパックロッドを購入しました。

隅田川の夜景(清洲橋)

出張先のホテルの近くの川で…旅行先の堤防で…仕事帰りによく渡る橋の下で…など、「いつでもパッと釣りがしたい!」と感じている釣り好きにはたまらないでしょう。

かさばらず、持ち運びに便利

パックロッドの携帯性が活きるのは、仕事帰りや旅行中の持ち運びだけではありません。

例えばバイクや自転車釣行でも便利です。二輪車の場合、2ピースの長いロッドは運びにくいうえに、上手にしまわなければ交通ルールに抵触する恐れもあります。

また、2本目のサブロッドや、友人が来たときに貸し出す用、恋人や子供に貸し出す用のロッドとして持っておくにも便利です。

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シーバスのパックロッドの選ぶポイント

そんなパックロッドですが、どのように選べばいいのでしょうか?基本、他のロッドと選ぶポイントはほとんど同じです。

>>詳しいシーバスロッドの選び方についてはコチラ

ですが、パックロッドについては、特に気を付けて選んだほうがよいポイントもありますのでご紹介します。

1 仕舞寸法の長さ

最も気にすべきは、仕舞寸法の長さです。

中には、仕舞寸法が70cmを超えるサイズのものもあります。よく確認しないで購入してしまい、「カバンに入らない」となれば本末転倒です。

シーバス釣りの場合、2m~3mほどの長さは必要ですから、3ピースや4ピースのパックロッドだと、仕舞寸法で70cmを超える恐れがあり、要注意です。

特に飛行機に乗せようとしている人の場合、長さはシビアになりますので、必ず確認するようにしましょう。

2 釣りに行くフィールドに合わせた長さ

もし仕事帰りや旅行先での釣りが目的ならば、その釣りのフィールドに合わせた長さを選ぶのが重要です。

例えば、足元にテトラや岩場がせり出している場所では、なるべく長いロッドを使用しなければ、取り込む際、シーバスをキャッチしづらいです。

足元にテトラが広がる釣り場(ここは釣り禁止)
こんな場所は要注意(ここは釣り禁止)

また、フィールドの広さによって投げるルアーのウェイトも変わります。広い場所では長くて硬めのロッドが、狭い場所や夜間の繊細な釣りをであれば、短めで柔らかいロッドがおすすめです。

ロッドの長さは仕舞寸法にも影響します。短い仕舞寸法にしたいが故に、本来そのフィールドにあるべき長さとは違うロッドにしてしまうと、釣りが楽しめなくなる恐れがあります。購入の際はどのような場所で釣りをするのか、必ず確認してからにしましょう。

3 硬さ

パックロッドは表示のスペックよりも、実感として硬くなりがちです。継ぎ数が多いと、それだけもろくなるため、どうしても丈夫さが必要になってくるからです。

普段Mを使っている方でもパックロッドの場合はMLで十分かもしれない場合があります。

製品によって異なる部分がありますので(ネットで紹介をする本サイトとしてはお勧めしづらいですが)、実際に釣具屋などにいって試してみるのもよいかもしれません。

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おすすめのシーバスパックロッド5選

ここではシーバスのパックロッドとしてお勧めできるロッドを5種類紹介します。ロッド選びの参考にしてください。

シマノ ディアルーナ

「ディアルーナ」は、多くの釣り人から高く評価されているロッドです。軽さと丈夫さ、そして優れた感度を持ち合わせており、初心者から上級者までおすすめです。

ダイワのラテオの対抗馬としてあげられる一本で、2本継ぎの方はシーバスのメインロッドとして愛用している方も多いです。

気になるのは4本継ぎのため、仕舞寸法が60cmを超えてしまう点。飛行機移動の人やビジネスバックに入れることを想定している人は注意が必要です。

長さ7.6ft~9.0ft
仕舞寸法61.6~72.8cm
価格2万5000円前後
硬さL~ML
重さ121g~152g
ディアルーナ スペックまとめ

ダイワ ラテオモバイル

ダイワの「ラテオ」は、高級感あふれるデザインとハイエンド(高級竿)に迫る軽さが特徴のロッドです。

繊細なアクションと高い感度を持っており、魚の微細なアタリもしっかりと感じ取ることができます。軽いため扱いやすく、キャスティングの性能も優れています。筆者はラテオシリーズが1番好きです。

ディアルーナと比べて、長いロッドが用意されているので、広い堤防など10フィート以上の長さが欲しい場合はコチラを選択する方がよさそうです。

気になるのはディアルーナと同じで4本継ぎで、仕舞寸法が長くなりがちであること。軽さを筆頭に、性能は間違いないですが、仕舞寸法に関してはよく確認しましょう。89cmは果たして「モバイル」なのか…?

長さ8.6ft~11.0ft
仕舞寸法70~89cm
価格3万円前後
硬さL~ML
重さ121g~152g
ラテオ スペックまとめ

アブガルシア カラーズ

アブガルシアの「カラーズ」は、パックロッドの専用モデルです。筆者も持っている一本です。

5本継ぎのため、仕舞寸法は50cm前後になり、携帯性は抜群。なによりも12000円前後の価格帯ですので、「パックロッドを試してみたいけど迷うな」と感じている釣り人におすすめできます。

アブガルシア・カラーズというパックロッドの写真

安いモデルではありますが、高性能です。キャストしやすく、狙いのポイントにしっかりとルアーを届けることができます。ガイドはKガイドを採用。PEラインが絡みにくくなっています。ちなみに、この価格帯でKガイドが使用されているのは珍しいです。

気になる点は、カラーラインナップが少し派手な点。鮮やかな水色と、真っ赤なモデル2種類があります。好みが分かれるかもしれません。

また、ディアルーナやラテオと比べラインナップが少ないです。長さは7.0、7.7、8.0フィートから。硬さはMかLの二択です。パックロッドは少し硬めなので中型河川などではLが良いかもしれません(筆者はM)。

>>カラーズの使用感の感想・釣果はコチラ

長さ7.7ft~8.0ft
仕舞寸法56.5~61.5cm
価格1万2000円前後
硬さL・M
重さ106g~171g
カラーズ スペックまとめ
(シーバスに使えるラインナップ限定)

シマノ ルアーマチック

パックロッド最安のモデルがシマノのルアーマチックです。6000円~8000円と、1万円を行かない低価格ながら、安心のシマノ製品として高いパフォーマンスを発揮してくれるロッドです。

ルアーを思い切り遠投してもブレることなく安心して釣りができ、「とりあえずパックロッドを試してみたい」とエントリーレベルを考える人に最適です。

仕舞寸法は4本継ぎですが70cm行かないサイズなのでまあまあなコンパクトさです。

ただ、あくまでもエントリーモデルなので、普段本格的なルアー釣りをしている人からしたら、少し物足りないかもしれません。

長さ8.0・8.6ft
仕舞寸法66.2・66.9cm
価格7000円前後
硬さL・ML
重さ128・143g
カラーズ スペックまとめ
(シーバスに使えるラインナップ限定)

メジャークラフト クロステージ

メジャークラフトのクロステージは、ライトジギング用ロッド…青物を狙う用のロッドです。

クロステージは高密度カーボンを使用したブランクスを採用しており、大型魚とのファイトでも安心して使用できる強度が確保されています。ガイドもKガイド搭載で、PEラインが絡みにくくなっています。

青物用のロッドなので、大型河川の河口付近や、ビッグベイトを使った大物狙いを考えている人はクロステージがよいかもしれません。磯場に行く際のサブロッドとしてもおすすめです。

気になる点はやはり、仕舞寸法です。どうしても長めになっているので、携帯の仕方に関しては検討が必要です。

長さ8.6~9.6ft
仕舞寸法70~78cm
価格1万3000円前後
硬さML~M
重さデータなし
クロステージ スペックまとめ
(シーバスに使えるラインナップ限定)

シーバスパックロッド スペックまとめ

製品名長さ(ft)仕舞寸法(cm)価格硬さ重さ(g)
シマノ
ディアルーナ
7.6~9.061.6~72.82.5万前後L~ML121~152
ダイワ
ラテオ
8.6~11.070.0~89.03万前後L~ML121~152
アブガルシア
カラーズ
7.7・8.056.5・61.51.3万前後L・M106~171
シマノ
ルアーマチック
8.0・8.666.2・69.97千円前後L・ML128・143
メジャークラフト
クロステージ
8.6~9.6ft70~78cm1.3万前後ML~M

こうしてみてみると、携帯性を取るならアブガルシア・カラーズ、性能やラインナップを取るならディアルーナやラテオ、価格を取るならルアーマチックといった特徴がわかってきますね。

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パックロッドを使いこなすコツ

パックロッドはあくまでも仕事帰りや旅行先で釣りをするためのものなど、サブロッドとしての役割だと位置づけた方がよさそうです。

パックロッドは継ぎ数が増えるほど、求められる技術も高くなりますので、その分価格も高くなります。

同じ価格を出せるのであれば2ピースのロッドの方が性能は高いでしょう。

とはいえ、土日は釣り場がどこも混んでいる昨今、仕事帰りにパックロッドを使える魅力は釣り好きにはたまらないでしょう。また、旅行先で知らない堤防で、知らない河川で釣りをすることは大きなロマンがありますよね。

自分のしたい釣りのスタイルに合わせ、ぜひお気に入りの一本を探し出してみてください!

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