三浦のサーフと言えば有名なのは野比海岸です。テトラポッド(消波ブロック)があり、釣りやすいです。しかし意外と情報がないんですよね。
何度か訪れてみましたので、野比海岸の釣り場の詳細についてご報告いたします。
野比海岸の概要
野比海岸は横須賀市の金田湾にある海岸。金田湾と言えば三浦海岸が有名ですが、いろいろな海岸があるんですよね。
中でも野比海岸はシーバスやヒラメを狙うサーフとして激熱!と言われます。その秘密はこれ。
テトラポッド(消波ブロック)です。
これが海岸一帯を覆っています。地図で見ると大体岸から100mくらいのところにあります。
遊泳力のないベイトがテトラ付近に集まるため、それを狙ってヒラメやシーバスも集まってきます。
テトラがあるということは、元は水の流れが強い場所だということ。だから潮通しもよいです。しかも、当然ですが、テトラがあれば釣り人にとっては波も穏やかで釣りがしやすい場所とも言えます。
野比海岸のアクセスやトイレなど
野比海岸へのアクセスや設備等についてご紹介します。海岸ですが、意外と整備がされています。
野比海岸へのアクセスと、トイレ
野比海岸へは、電車なら京急久里浜線の『YRP野比駅』から徒歩15分以内です。夏場は海水浴客なんかもよく使う駅です。
実はトイレも整備されていて結構きれいですので釣行前に済ませておきましょう。
駅から離れるとコンビニなどの商店はなくなりますが、自販機はあります。
野比海岸付近は駐車場が少ない
車で来る場合は、横浜横須賀道路の「佐原IC」からほぼ一直線に進んで10分と、大変便利な場所にあります。
しかし、野比海岸近くには駐車場がありません。横須賀市公営の駐車場があるのですが、海水浴のハイシーズンである夏以外は平日は営業しておらず、休日も8:00~17:00までと、釣りになりません。
なので、海岸近くのコインパーキングを探すことになります。ただ、マップに表示されない新規や小さいところも多く、時間には余裕をもって訪れましょう。私はいつも10分くらいの場所からアクセスしていますので探せば必ずあるはずです。
もし、停められるか不安な方は、駐車場予約サービスakippaがおすすめです。
akippaは個人間での駐車スペースを貸し借りできるプラットフォーム。事前に場所を確認できるし、予約もできるため、当日どこに停められず探し回る…ということもありませんし、大体はコインパーキングより安い値段で借りられます。
実は野比海岸周辺もakippaに登録されている空きスペースが結構な数あります。私も毎回利用していますので、興味ある方は以下のリンクからご検討ください。
実釣してみた野比海岸のよさと注意点
何度か訪れたことのある野比海岸ですが、実釣してみて思ったよさや注意点などをお伝えいたします。
浅いためウェーダーがあるほうが楽しめる
まずは浅いです。テトラ内は大体1m~2mほど。ですから遠投をしてテトラ周辺やテトラの切れ目などにルアーを通すことが釣果をアップさせられるのではないでしょうか。
ただし、テトラまでは90~100mほどあり、満潮時だとそれ以上になることもあるでしょう。ですからウェーダーを着用し、5~10mほど入って行って遠投する方が楽しめると思います。
砂浜は急に深くなりますので、初めての方はなるべく同行者と行き、すり足で。もちろんライフジャケットは必須です。波が高い日はひざ下まで。あまり奥まで行かないようにしましょう。
春先から夏はワカメの問題
野比海岸はテトラのほかに小さな地磯もあるために、ワカメなどの海藻類が多く生えています。大潮の満潮時や秋冬などは気にならないかもしれないのですが、干潮時などはこれらにルアーが必ず引っかかるほどの密集状態になります。
当然釣りにはなりませんのでご注意ください。特に春先から夏は海藻類の成長時期のようです。先ほど言ったように浅いため、上からも確認できます。行ってみて、ダメそうならすぐにポイント移動したほうがよいでしょう。
夏場のデイゲームはあきらめるべき?
正直これは続報を待てですが、野比海岸は結構いいロケーションで浅くて泳ぎやすいので夏場は海水浴客でごった返すかもしれません。なのでデイゲームは基本出来なさそう。
やるのであれば夕マズメ後のナイトゲームから朝マズメくらいまでがねらい目です。実際どうなのかはこの夏行ってみてまたご報告できればと思います!
釣果と釣りのポイント
今のところボウズ
悔しいですが嘘はつけませんので。というのも、そのワカメに邪魔されて釣りにならなかったんですよ。ただの海水浴状態でした。
ただ2~3名の方が釣りをしていたので全くゼロではなさそう。凪の日などはカヤックで沖に出て消波ブロックに上って釣りをするのもいいかもしれませんね。