初心者もわかる『バチ抜け』の釣り方|東京湾潮汐カレンダー付【2026年10月版】

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「バチ抜け」とは、バチと呼ばれるイソメの仲間が産卵のために河川で大量発生し、それをシーバス(スズキ)が捕食するパターンです。

このとき、まさに入れ食いと言えるほど、シーバスが大量に釣れる状態になり、初心者でも「爆釣」させるチャンスでもあります。

この記事では、初めての方でもわかるように、バチ抜けについて、そもそも何なのかに加え、爆釣になる時間帯や釣りのポイント、使用推奨のルアーなどを解説します。

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バチ抜けとは

バチ抜けとは、河川の底に潜むイソメやゴカイなどの通称「バチ」と呼ばれる虫が、産卵のために一斉に湧き出すことです。

「バチ抜け」が起こると、シーバスが狂ったようにこれらを食べ始めます。この時ルアーを投げるとめちゃくちゃ釣れるので、釣り人にとっては最大のお祭りといってもよいイベントでしょう。

エリア10で釣れたシーバス
バチ抜けで釣れたシーバス

バチが抜けは水面にパスタが浮いていると言われるほど大量に湧きます。逆にそんなフィーバ状態ですのでシーバスも流れてくるイソメを食べるだけになり、ベイトフィッシュに見向きもしなくなるのです。

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バチ抜けが起こる場所・条件

バチ抜けが起こる場所や条件は結構システマチックにわかります。

バチ抜けが起こる場所

バチ抜け(バチパターン)が成立する場所は川の河口部と港湾です。バチ抜け前半(東京湾なら12月~2月ごろ)は河川、後半(3~5月)は港湾がメインになります。

中でも土や砂などが堆積するところが多いです。ハゼはイソメを捕食するため、ハゼがよく釣れる場所はバチも多く抜けます。

東京湾には、荒川や中川、多摩川、鶴見川など、バチ抜けで有名な河川がたくさんあります。毎年その時期、下流域のバチ抜けの時間帯には釣り人でいっぱいになります。

バチ抜けが起こる時間帯・条件

バチ抜けは、他のパターンと違い、特定の条件を満たせばほぼ起こるものです。その条件は以下の通りです。

バチ抜けが起こりやすい条件
  • 大潮・中潮
  • 18時~19時に満潮
  • 満潮から下げ七分位の間
  • 雨が降っていない

バチは必ず、夜、満潮後の下げ、海に向かっての流れが一番速くなるときに抜けます。そのタイミングでシーバスの荒食いが始まります。

これらは、潮汐表で確認できます。他の釣りよりも潮汐の変化の影響が大きいので、釣行計画を立てる際は必ず潮汐表とカレンダーのチェックを欠かさないようにしましょう。

>>>>釣りに使えるおすすめの潮汐表アプリについてはコチラ

バチ抜けがわかる潮汐カレンダー

バチ抜けが分かる潮汐カレンダーを無料でお使いいただけます。「タイドグラフBI」無料版では見られない1カ月以上先の潮汐も確認できます。

好きな日付・場所を検索できますので、ぜひご活用ください。

気象庁「川崎」の潮汐
場所を変更する

候補は東京・神奈川の気象庁地点に限ります。距離は位置関係から算出した参考値です。最も近い地点が、その場所の潮汐を正確に代表するとは限りません。

掲載地点名などに一致しない検索語は地名検索サービスに送信されます。個人情報は入力しないでください。
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2026年10月
2026年10月の暦上の潮回り。日付を選ぶとグラフが切り替わります。
日月火水木金土

青い塗り:選択中 枠と「今日」:本日

2026年10月26日(月)暦上の潮回り 大潮
潮位(cm) 0 50 100 150 200 0時 6時 12時 18時 24時 0:00 45 cm(気象庁公表値)1:00 80 cm(気象庁公表値)2:00 122 cm(気象庁公表値)3:00 161 cm(気象庁公表値)4:00 186 cm(気象庁公表値)5:00 193 cm(気象庁公表値)6:00 182 cm(気象庁公表値)7:00 158 cm(気象庁公表値)8:00 128 cm(気象庁公表値)9:00 100 cm(気象庁公表値)10:00 80 cm(気象庁公表値)11:00 76 cm(気象庁公表値)12:00 88 cm(気象庁公表値)13:00 113 cm(気象庁公表値)14:00 145 cm(気象庁公表値)15:00 173 cm(気象庁公表値)16:00 190 cm(気象庁公表値)17:00 189 cm(気象庁公表値)18:00 170 cm(気象庁公表値)19:00 135 cm(気象庁公表値)20:00 93 cm(気象庁公表値)21:00 52 cm(気象庁公表値)22:00 21 cm(気象庁公表値)23:00 8 cm(気象庁公表値)24:00 17 cm(気象庁公表値)
気象庁公表の毎時潮位をグラフ化
満潮
04:53(193 cm) 16:28(192 cm)
干潮
10:47(75 cm) 23:06(8 cm)

出典:気象庁「潮位表」
気象庁公表の天文潮位をもとに当サイトで表・グラフ化しています。

この潮汐情報は気象庁「川崎」地点の天文潮位です。周辺の釣り場そのものの潮位を示すものではありません。

時刻は日本時間、潮位は潮位表基準面からの高さです。実際の潮位は気象などの影響で異なります。

暦上の潮回りは日本水路協会MIRCの区分に基づく月相の暦情報です。実際の潮位差を予測するものではありません。

※再掲

バチ抜けが起こりやすい条件
  • 大潮・中潮
  • 18時~19時に満潮
  • 満潮から下げ七分位の間
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バチ抜けで釣るための4つのポイント

バチ抜けはミスがなければ絶対釣れます!

ではバチ抜けでミスをしないための4つのポイントを理解しましょう。

  • 1)シーバス荒食いの「フィーバータイム」を見逃すな!
  • 2)バチ抜けルアーの基本は「細めのフローティング」
  • 3)リーダーは3号程度に
  • 4)リールは流れと同じくらいゆっくり巻く

1 シーバス荒食いの「フィーバータイム」を見逃すな!

バチ抜けパターンは、急に始まり、急に終わります。

それまで静かだったのに急にシーバスのボイル(表層のバチを食べ、水がばしゃっとなる現象)が乱発します。このときに1投1キャッチのフィーバータイムとなります。

フィーバーは満潮前後から起こります。そのため、満潮少し前から釣り場に入るようにしましょう。

満潮少し前の時点でルアーや仕掛けの準備は完成状態にしましょう。ボイルが起きたらすぐに投げられるようにします。本当に「うそ~マジで!?」というくらい釣れます。もちろん、それ以外の時間帯でも釣れますが、このフィーバータイムは見逃さないよう、事前準備は入念に。

2 バチ抜けルアーの基本は「細めのフローティング」

ルアー選びの基本は細身のフローティング系ルアーです。リップレスで水面直下を泳ぐようなアピール力弱めのものを使用します。

用意するバチ抜けルアーの条件
  • 水面直下を泳ぐリップレスミノー
  • 細長いタイプ
  • アピール力弱め
  • プラスで、シンキングペンシルも

冬のバチ抜けの時期は風があるときも多いです。すると、水面直下は風で荒らされてしまうので、少し潜って泳いでくれるようなシンキングペンシルも必要です。

3 リーダーは3号程度に

冬の静かで繊細な釣りでは、細いラインのほうがシーバスに見切られにくく、釣れやすくなります。そのため、バチ抜け時のショックリーダーは3号程度の細いものを使用してみましょう。

根ずれ、ブレイクは、こまめにショックリーダーの表面上の傷をチェックしていれば大丈夫。

根の多いところでは、プロも使用しているグランドマックスがおすすめ。

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グランドマックスは、同じ太さでも密度のあるリーダーです。

例えば一般的なリーダーは、16ポンドの重さだと、4号の太さになりますが、グランドマックスは16ポンドで3.5号。厳密に比較はできませんが、他社の4号の太さで期待される強度を、グランドマックスなら3.5号で期待できる、とも言えます。

4 リールは流れと同じくらいゆっくり巻く

バチの泳ぎに合わせ、ルアーはとてもゆっくり巻きます。

バチ抜け時期は水温が冷たく、シーバスも産卵後で疲労がたまり、速く動くものには反応しません。

具体的には、流れに合わせルアーの糸を張りすぎず、緩めすぎない…ギリギリルアーのコントロールを取れる速度です。

流れに合わせるので、ゆっくりと言っても流れが速い場合は巻き速度も上がります。その場の流れなどをよく見て操作しましょう。

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バチ抜けにつかえるルアー5選

バチ抜けは先に示した細長いアピール低めのルアーであれば間違いなく釣れます。
とはいえ、具体的にどんなルアーが使われているのか知りたいものですよね。そこで、バチパターンで釣れるといわれる有名ルアーを5つご紹介します。

  •  ノガレ
  •  マニック
  •  エリア10
  •  feel 150
  •  ヒソカ

ノガレ

バチ抜けではNo1ルアーといえる定番ルアーです。

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このルアーは水面直下(直上っぽい時もある)…つまり潜りません。表層に若干浮き上がって見えるくらいの浅いところを泳ぎます。そしてその表層に作り出す波紋がシーバスのバイトを誘います。

ただ、軽くて遠投はできず、水面から飛び出す仕様です。そのため、風が強く、波が立っているときなどは使えません。

難点はフックが折れやすく、また、替えのフックもあまり売っていないこと。フックについてはこちらの記事もご覧ください。

マニック

マニックはとにかく飛距離抜群。タックルにもよりますが、うまく投げれば70m近く飛びます。
そして立ち上がりが早く、ゆっくり巻いてもすぐに浮いてくるので、表層付近を引いてくるのに適したルアーです。

ノガレよりは潜るため、爆風なのに、バチは浮いているというような2月ごろの時期に便利です。

エリア10(エリテン)

エリア10(エリアテン)はバチ抜け定番ルアーです。

多くのバチ抜けルアーの中でトップクラスに釣れます。マニック同様、表層を攻めたいときに使えます。

ただ、軽くて飛距離が出ない点がデメリット。風の緩い日などの一投目のルアーとして常駐させたいルアーです。

最大のメリットは価格。2000円以上するルアーもある中で、1000円かそれ以下で売っていることの多いエリア10。売り切れることも少なくコスパ抜群です。

個人的にはこれでタチウオが釣れたりしたこともあったので気に入っています。

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feel 150

feel150の特徴は長いフォルムでアピール力が強いこと。さらに、マニックと同程度に飛ぶためバチが多すぎて自分のルアーが目立たないとか、沖の誰も投げていないエリアに投げたいといった場合に使えるでしょう。

また、フローティングタイプとシンキングタイプがあるので、無風のときはフローティングタイプを使用し、ボイルが出ていないときや、爆風で表層が狙えず、中層あたりを攻略したいならシンキングタイプを使用するなど、使い分けられます。

ダウンクロスでも釣れました。

150以外にも様々なサイズ展開がありますので、実はこれ1種類でバチを攻略できてしまうかもしれません…!

ヒソカ

バチ抜けと言うと有名ルアーである「ノガレ」にパッケージが超似ているのが「ヒソカ」。某漫画は関係ありません。

バチ抜け用ルアーとしては珍しくリップがついています。水面直下から水深30cmを狙いたいとパッケージに記載がありますが、先ほど述べた有名なルアーノガレに比べるとリップのおかげで水面直下よりは少し潜るイメージです。

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確実にバチ抜けを押さえよう

バチ抜けは、抜ける日に釣り場に入ることが大事。なんなら、そういう日に入ればだれでも釣れるくらいイージーな釣りです。しかし、抜ける日に入るのが大変なんですよね。仕事があったり、雨が降っていたり…。なので諦めず通い続けることも大事です。

ここでのメソッドも胸に、バチ抜け「祭り」を楽しんでください。

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