誰でも簡単に釣れる!アジングタックルでの「穴釣り」

「穴釣り」とはテトラポットなどの隙間に釣り糸を垂らし、そこに潜むメバルやカサゴなどの根魚を釣る方法。難しそうに見えてとても簡単。そしてエキサイティング。実はアジングやメバリング用のロッドをそのまま使用できるところが便利でいいんです。

ボウズ逃れとしても最適な穴釣りのやり方とその魅力をご紹介します。

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穴釣りの概要とおすすめな理由

カサゴやメバルなどの根魚は、岩と岩の間の隙間に潜んでいます。そして、その穴に落ちてきた海老などのエサを捕食しています。穴釣りはそこに仕掛けを落とし、根魚を釣る方法です。

実はこれ、次の二つの理由から、まだやったことのない方に超オススメです。

超簡単

穴釣りは、エサもしくはワーム(疑似餌)を穴に入れるだけの超簡単釣法。そしてやり方だけでなく、釣果も簡単。穴さえあれば、釣れないことはほぼありません。

大きさや魚種は限定されてきますが、時間関係なく、糸を垂らせば必ず釣れます。だから、ウキやサビキ釣りで待っている間やルアーにちょっと飽きたときなどのちょっとした暇つぶしに最適なのです。

エキサイティング!

穴釣りで釣れる魚は、沖堤防や田舎の磯など、場合によっては30cmを超える大物にであることもできますが、多くは10cm~15cm程度の小ぶりな根魚が中心。ですが、垂らした糸から魚の引きがダイレクトに伝わるため、巨大魚がかかったときのような竿の引きが楽しめます。

出典:とうじたつや「おひ釣りさま 第1巻」秋田書店、2017、87頁

後ほど述べますが、根ずれによるラインブレイクを心配しながらランディングさせるのはとてもスリリングであり、これも、穴釣りが楽しいゆえんです。

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穴釣りのタックル・装備

穴釣りは専用の仕掛けが販売されています。例えば下記のようなものをちょい投げ用の5~6フィートの竿に付けて使用します。ラインはナイロン2~3号で十分でしょう。

これにイソメやゴカイなど、エサをつけて穴に垂らすだけです。足元の穴に落とすわけですから、ロッドは短めの方がやりやすいです。

さらに、ヒットしたときに直接テンションがロッドに掛かります。硬いロッドだとラインブレイクの原因になるため、ロッドは柔らかめのものが良く、トラウトロッドやアジングロッドなどが最適

シーバスロッドなどではできないこともないですが、長すぎ&硬すぎで少々やりづらいかもしれません。

アジングタックルでできる

アジングやメバリングロッドを持っている方は同じ仕掛けで穴釣りに対応できます。エサをいちいち買う必要ないのは楽でいいですよね。タックルの詳細はこちら。

1g前後のジグヘッドにアジング用ワームをつければよいだけ。ワームの種類は何でもよいと思いますが、デイゲームがメインだと思いますので、色はクリア、ストレートワームが一番良いです。

用意ができたらそのまま手ごろな穴に落とします。ワームが着水したらふわふわと、10cmの幅で上下するように仕掛けを動かすだけ。魚がいれば10秒前後で食いついてくるはずです。

落水対策

手軽にできる穴釣りですが、多くは穴の開いているところ=整備されていないところが多いです。岸壁の隙間などもポイントになりますが、たいてい柵のある整備された岸壁ではなく、沖堤防など柵のないところがほとんどです。

したがって、落水しないようにスパイクシューズを履いたり、ライフジャケットを装着することが必要です。特に磯やテトラポットで釣る場合は、ライフジャケットはインフレータブル(膨張式)ではなく、非膨張式のものにしてください。

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穴釣りできる3つの場所

穴釣りは、とても簡単にできますが、根魚の潜む穴がなければ成立しません。それでは、どのようなところに穴が存在するのか、3つの選択肢をあげさせていただきます。

岸壁同士の隙間

岸壁は一つの大きなコンクリートでできているのではなく、コンクリートの塊をいくつかつなげて作っているところが多いです。そのため、大きな嵐などが来たときに、塊(ブロック)が波の力で少しズレ、そこに根魚が入り込める穴ができることがあります。

岸壁の隙間のイラスト
イメージです

沖堤防などはこのような隙間のある岸壁が多く存在し、大変おすすめです。

沖堤防の隙間
沖堤防の隙間

磯の岩の間

磯場の岩の合間なども、根魚の格好の住処です。外洋とつながっているような穴があれば、試してみましょう。

理想は入り口は深いけど、中はそれなりに広くなっていそうな穴。当然、外洋とつながっていないと魚が入ってこれないため確認必須です。

穴釣りの場所

磯は思わぬ大波が来ることがありますので、装備をしっかりとそろえ、波が来ないことを確かめたうえで行ってください。

消波ブロック(テトラポット)の間

消波ブロック(テトラポット)の間も多くの生物が潜む場所です。神奈川県だと福浦岸壁等が該当します。

ただ、消波ブロックが置いてある=波の高い場合が多いということなので、くれぐれもお気を付けください。

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穴釣りのコツ・注意点

抜き上げ可能かどうか見極める

例えばすでに示した下記のような場所だと、食いついた魚の大きさが穴のサイズより大きいと、抜きあげることができません。

そうしたことが起こらないように、事前に抜きあげられるスペースがあるか、確認してから釣るようにしましょう。

根ずれに注意

穴釣りは、ゴツゴツした岩場の間に仕掛けを通すため、ラインが傷つきやすいです。仕掛けを落とすときには最新の注意をし、魚が食いついてからは暴れられないようにラインテンションは張ったままにし、なるべく横にラインを擦り付けないようにしましょう。

ラインを根ずれに強いフロロカーボンラインにすると、ブレイクの危険が多少減りますよ。

20㎝未満はリリースする

穴釣りで釣れる魚はカサゴやメバルなどの「根魚」。これらは成長が非常に遅く、20㎝に満たない幼魚を持ち帰り、食べてしまうと、その釣り場の個体数を大きく減らしてしまいます。

そのため、釣れた魚が20㎝未満である場合、また、抱卵個体はリリースをし、水産資源を守りましょう。

釣って食べたい人にはあまり良い釣り方ではないかもしれません。ですが、沖堤防や地方の釣り場では30㎝近いカサゴやメバルが潜んでいることもありますので、食べたい方はプチ遠征時の暇つぶしに穴釣りをしてみるのもよいかもしれません。

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ボウズ逃れにも最適な穴釣り、ぜひ挑戦してみて

私は沖堤防釣行のさいによく穴釣りをします。持ち運びに労しないアジングタックルを持ち歩き、シーバスが釣れない時にちょっと暇つぶしにおこないます(笑)

穴さえあれば簡単に釣れ、しかもそれなりにエキサイティングな穴釣りは、釣り人なら必ず知っておいて損はない釣り方です。ぜひ挑戦してみてください。